こんな風にひどく蒸し暑い話

一人飯のおかずになるブログ「こんな風にひどく蒸し暑い話」を毎日更新。2週間で10万PVを突破したかった。「ミスチルを聴けば大体の病は治る」「どうせ死ぬならとち狂え」が持論。友達が少ない。ドM界の貴公子というドブみたいな自己PRで営業として就職後、転職、半ニートへ。

【AAGツアー終了記念レポ】平成が生んだモンスターバンドは令和以降も語り継がれると確信した日②【Mr.Children/Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”】

  

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ということで、前回に続き、ライブレポ(詳細版)を始めたいと思います。

 

改めまして、ミスチルが好きすぎてもはやミスチルの虜、そして奴隷と成り果てたミスターチル奴隷です。この設定も賞味期限近いかね。

 

 

さて、本日の沖縄公演をもってついに終了しました。

 

Mr.Children Dome Tour 2019

“Against All GRAVITY”!!!

  

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※僕は5/20、約2年の時を経て参戦してきました!

 

▼※前回記事参照※

www.murakenblog.com

 

 

前回の記事で、僕は今回の「Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”」が、これまでのライブの中で間違いなく一番のライブだったと言いました。

 

①深海とは別の意味で異質なアルバム「重力と呼吸」の素晴らしさを殺さずに、全世代のファンを喜ばせるライブを実現したから。

②肥大したモンスターアルバム「REFLECTION」を完全に手懐けたから。

③更に進化した姿と楽曲を引っさげて目の前に現れることを4人が確約したから。

 

という、何かよくわからないけどそれっぽい理由を3つ用意して裏付けてみたんですけど、本当はもっと感情的なもので、シンプルに「死ぬほど最高のライブだった」の一言だったんです。たぶん、他の人も同じ意見なんじゃないかな。

 

※ただ、「重力と呼吸ツアー」にも参加していた方にとっては、重複する部分もあって少し衝撃は薄れていたのではないかと思います。

 

今回の記事では、1曲ずつ順番に振り返ってみたいと思います。

※全部記憶を頼りにしているので、間違いがあったらそれはそれで。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 <5/20 東京ドーム公演 振り返り>

プロローグ

16:00

錦糸町駅を出て水道橋へ。

 

16:20

会場に着くと、22ゲートの前あたりにあるグッズ売り場にはすでに多くの人が。開演まで約1時間半、入り口前のデジタルサイネージに映る公演タイトルの下で集合写真を撮る人たち。もちろん、自分たちも。面識がなくても、快く写真撮影を頼み合えるミスチルファンは良い人が多いと思いました。今や名物となっている、ミスチルの歌詞を使用しながらアナウンスをする警備員さんもお馴染み。ツアータオルのみ売っている別の小規模グッズ売り場で同行してくれた元同僚たちがタオルを購入。準備が整います。

 

16:40

いざ、会場入り。数年前のように、紙のチケットの「チケット感」はもう味わえないのかもしれないですが、電子チケットと身分証明証、手荷物検査は驚くほどあっけなく終わりました。

 

まずは座席のチェック。

 

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入り口正面からすぐ近くの通路だったため、自分の席を見つけるのにそれほど時間はかかりませんでした。1週間前、久しぶりにアリーナではない席が当たったことに戸惑いを抱いた自分がいましたが、そんな自分がどれほど贅沢で浅ましい人間だったかを思わせるほど、カーテンで仕切られたドアの向こう側にある景色は壮観でした。もうどこでもいいや。この会場に入れたことを、改めて感謝。

 

初めて知ったのですが、スタンドにはどうやら「記者席」というものがあるみたいで。さまざまな媒体の担当者が座る、いわゆる簡易の放送席のようなもので、メモをしたり、パソコンを打ったりできそうなスペースの机がある特殊な空間がそこにありました。その最前列の前の席のため、後ろには壁。座席と後ろの壁の間の隙間に荷物なんかを挟んで、公演が始まるのを待ちます。「今日何やるんですかね?」「あと10分です」「あと5分…」なんて恒例のカウントダウンをしながら、ひたすら待ちます。

 

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※公演開始10分前の僕です。

 

18:00

開演時間。時間を見たファンの一部が高揚し、会場で少しばかりの拍手が巻き起こり(めちゃくちゃ気持わかる)、そこから5分か10分が経とうとしているところで、女性スタッフの方によるアナウンスが入りました。「まもなく開演します」の一言を、今か今かと待つミスチルファンたち。アナウンスが終わり、いよいよかと緊張するこの数分がとても好きですし、たぶん周りも同じだったと思います。

 

0.Opening

18:15(くらい?)

暗転。「ワァァアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」という大歓声とともに、SE的なものが流れました。あれ、今回映像控えめ?というかないのかな?と思っていたらその音の正体はギターの田原さんであることが発覚!

うぉおおマジかこういう感じか。そしてスクリーンには壮大な映像が流れます。自然とか、都市とかだったっけ?とにかく壮大な映像だったような。徐々にメンバーが登場し、日本が誇る天才・桜井さんの後ろ姿が映し出されるとミスチルファンが山の民化。楊端和のライブかと思うほどの声量と拍手でお出迎え。うわぁ何だこれ。登場シーン後ろから映すのってアリなの?かっこよすぎじゃない?もしかしたら他のメンバーだけ出てきて、最後にエンジン(所属事務所)の社長が出てきて、「誠に申し訳ございません。本日、当社のエンジンである桜井が不調のため、ドライブ…いや、ライブは中止させていただきます」みたいなパターンも1/42くらいの確率であるかもしれないと恐れていただけに、その後姿を見て一安心する自分。会場全体の鼓動が早くなり、ついに全員揃ったところでライブが幕を開けました。

 

1.Your Song 

「ワーン・ツー!ツタタタッツタタ…」みたいな感じで始まったのかな。もはやテンションが上りすぎて覚えていないですが、間違いなくYour Songの前奏が聞こえてきて、隣の元同僚と顔を見合わせて目だけで喜びを分かち合った気がします。

 

…あれ?もしかしてだけど、桜井さんちょっと声の調子…?この手の話、あまりしたくないのですがちょっと歌いづらそうな気が…気のせいかな…Your Songはカラオケで歌うとわかるけど、何かこうガァアアアーーーーっと歌えない曲というか、割と落ち着きのある上品な曲だと思います。だからこそ、正直イマイチ本調子じゃない気がして、余計なことを考えてしまったのが本当のところでした。

 

1曲目は絶対にこの曲しかないと思っていただけに、正直サプライズ感はそれほどなかったかもしれません。でも、間違いなくライブが始まったことが、五感をフル稼働させるほど伝わってきました。結果としてはそれでよかったのです。

 

2.Starting Over

2曲目は絶対にテンションの上がるアップナンバー的やつだ。間違いない。箒星か?擬態か?エソラか?いや、ここは確実にミスチルファンを過呼吸にするためにMarshmallow dayあたりで来るに違いなスタアアアアアアアアアアアアアアアティィィィィィィングオオオオオオオオオオバアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!?!?!?!?!?!???(※早くもキャパオーバー)

 

いや、もうね、これはダメよ。これはダメ。THIS IS ダメ. 過呼吸じゃ済まないレベル。心臓発作。うん、心臓発作だね。ツアータイトル、AAG(Against All GRAVITY)じゃなくてAED(Automated External Defibrillator)に変えた方が良かったと思う。本当に。持ち込み許容されるレベルの選曲だよこれは。よく死人出なかったな。

 

一応サラッと説明しますけどね、このStarting Overという曲は映画「バケモノの子」の主題歌で、いろいろあって一度は死にかけた曲なんですよ。でも、苦悩と苦労と苦難を乗り越えて生まれて、超大作と言われるアルバム「REFLECTION」の中でも代表曲として君臨し、2015年の未完ツアーでは大トリを飾るほどのモンスターソングになったわけですよ。前奏が流れただけで気絶するレベルの。

 

そのStarting Overを、2曲目に持ってくる…だと…!?マジでこればかりは誰も予想できなかったんじゃないでしょうか…えっ、そんなサラッと持ってくる?良いの?っていう空気が一瞬できて、でもすぐに引き込まれていった数分だったと思います。週刊少年ジャンプファンのためにBLEACHで例えるなら、ドン・観音寺とかが出ていた割と平和な時期に、日番谷隊長がいきなり出てきて空座町の低級虚に卍解大紅蓮氷輪丸かますみたいな、そんなレベルの衝撃でした。完全に現世のバランス崩れるわみたいな。

 

とまぁ、あのお方たちは平然とそんなことをしてくれたもんだから、もう2曲目でチケット代以上の価値を提供してもらったわけですよ。たまらんねー。

 

3.himawari 

2曲目のまさかの選曲によって死にかけたミスチルファンたち。お次は何だと耳を澄ませると、なるほど、今回のツアーには欠かせないhimawari。わかります…himawariはね、実はものすごくバランスの良い曲なんじゃないかと思うわけです。熱気も冷気も帯びているような、とても繊細でありながら力のある一曲だからこそ、ある意味でニュートラルに戻させてくれました。でもよく考えると、ツアーThanksgiving25で桜井さんが「この曲でみんなをやっつけたいと思います」って言っていて、要はそれほどの凄みを持つ曲をStarting Overの後に持ってくるって、冷静に考えて凄くないですか?NARUTOで言えば2巻くらいで大蛇丸出てきちゃったよみたいな。カカシ7班全滅しちゃうよ。

 

あとそういえば最近賭ケグルイにハマっているせいか、浜辺美波ちゃんの可愛さが異常すぎて何かもうすべてがどうでも良くなっているんだけど、このhimawariが主題歌となっている映画「君の膵臓をたべたい」のヒロイン役を務めていたことに今更気がついて発狂しました。昨日Amazonプライムで映画も観ましたが、想像以上に良かったです。ラブストーリーかと思ってちょっと敬遠してしまっていたのですが、himawariはこの映画を観てから聴くべきだったと反省しています。うむ。

 

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※himawariっていうかただの天使だよ。天使。

 

4.everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-

なるほどそうきたか…!そう、正直3曲目までは桜井さんの声の調子に関して少し不安が 残っていたこと、割と最近の曲が続いていたこと、「盛り上がる」けど「ノる」曲ではなかったことなどから、明確にここで盛り上がろうぜというメッセージとも解釈できたeverybody goes -秩序のない現代にドロップキック-。これにはアリーナ中央を占拠する歴戦の勇者たちも満足気の表情(だったと思われる)。マジな話、ミスチルはこの辺のバランスを取るのがめちゃくちゃ上手いと思うんですよ。アルバムのリード曲から始まり、近年の代表曲の陰陽を続けてからのドロップキック。もう20年以上前の曲で昔からのファンの心も鷲掴みにしつつ、この日の東京ドームが最初に一体となった瞬間だったと思います。

 

5.HANABI

いやードロップキック良かった。盛り上がったわ。すげー元気出た。なんて余韻に浸っていると、まさかのどでかいHANABIが打ち上がりました。僕は年間で30回くらいはカラオケに行くのですが、ミスチルの中で一番よく歌われている曲をご存知でしょうか。そう、お察しの通りHANABIです。コード・ブルーの映画が公開されている時なんか異常でしたが、結局年中1位ですからね…たぶん誰かしら歌い終わった後に「もう一回もう一回♪もう一回もう一回♪」という鬼のようなコールが始まり、そこまでミスチルに興味がない友人Bあたりも歌う流れができているのでしょう。もうHANABIのカラオケ印税的なものだけで僕の年収よりも遥かに高いんじゃないか説はありますね。(印税いくらか知らないけど。笑)

 

それにしてもHANABI、もし今度Cメロ部門でヤバい歌詞選手権やるなら、たぶんベスト4は間違いなんじゃないかと思います。

 

▼※過去記事参照※

www.murakenblog.com

 

6.Sign 

コード・ブルーからのオレンジデイズ!!!!!HANABIからのSignって結構反則じゃないですかね。なんだろう。あれ、もしかしてまたThanksgiving 25に参戦できたのかな…?って思うくらいここまで豪華すぎるセットリストはなかなかないわけで。思わず横にいた同僚を気にせずに、「今回やべぇよ…今回…マジ…べぇよ…(ブツブツ)」と白目むきながらつぶやいてしまいました。

 

そうそう、Signと言えば、中学時代に近所に住んでいた友達が、ミスチルが好きな僕に「ミスチルの新曲いいよね!シグン!!」と言ってくれて、いやお前絶対聴いてないだろどうやったらシグンになるんだよ「もう何一つ見落とさない」って言ったそばからタイトルとサビ見落としているじゃねーかマジで届いてくれるといいななんて思ったことを思い出しました。僕の青春はSignです。ええ。

 

7.名もなき詩

はい出ました、ミスターチル奴隷をミスチルの虜、そして奴隷にした主犯であり骨と肉を自腹で購入するきっかけとなった1曲名もなき詩!これはズルかった。何がズルいって、含みのあるMCの後にアコースティックバージョンを披露したことですよ。確か、「Mr.Childrenは変わったほうがいいのか、変わらないままのほうがいいのか、果たしてどっちなんでしょうねぇ…?」みたいな発言を桜井さんがニヤリとしながらしていて。その後ギター1本で歌い始めたのですが、強まる観客からの手拍子を受けて、一度演奏を中断。おや?と思っていると、「さすがにギター1本じゃ東京ドーム5万人の手拍子に勝てない(笑)」的な発言をされました。そうだよね、5万人の手拍子だと音も負けちゃうしリズムも狂っちゃうよねw 気を取り直して再度演奏。「あるがままの心で生きられぬ弱さを誰かのせいにして過ごしている 知らぬ間に築いてた自分らしさの檻の中でもがいてるなら僕だってそうなんだ」というサビを持つこの曲を歌う意味は、今回のツアータイトルである「Against All Gravity」にも通じるものがあると感じました。ちなみに、桜井さんがどこかのMCのタイミングで、「僕らが対峙するのは"時間"」といった旨の発言をされていたのですが、最近のライブでは本当に"その時"を意識した言葉が多いような気がします。

 

8.CANDY

マジで今回は往年のミスチルファンが組んだんじゃないかっていうレベルの選曲で驚いたわけですが、それはこの1曲にも言えることでしょう。特に女性人気が高い1曲ですが、SignとCANDYは実はほぼ同時期の曲で(2004年・2005年)、この2曲を好きな2曲と挙げる方も多い気がします。ちなみにミスターチル奴隷はこの頃高校生。靴ひもも結ばずに新しいアルバムを買いに走った記憶があります。笑

で、この曲の前にもMCがあったのですが、桜井さんが他のアーティストの方々と共演して(ap bankの時だっけ?)一緒に演奏する機会があったのですが、そのときに何か「モヤモヤ」としたなんとも言えない気持ちが芽生えたそうです。確かにすごい人達、素晴らしい人達なんだけど、なんだろう…というなんとも言えない気持ち。そのもやもやとした感情をグチャグチャにして潰れたトマトに表したのがアルバム「I♡U」のジャケットなのだとか。(たしかこんな感じでしたが、間違っていたらすみません)

そこから繰り出されるCANDYは聞き惚れる歌そのものでした。

 

9.旅立ちの唄

これは嬉しかったですね。結構好きなんですよこの曲…出だしの「怖がらないで」で鳥肌。この曲は個人的に「祈り~涙の軌道」に通じるものがあると思うのですが、何かこう、ミスチルの中でも結構好きなんですとにかく…あれ?何気にライブで聴いたのって初めて?だからかな…ここで一度泣きそうになりました。 

 

10.ロードムービー

これは驚きました。何に驚いたかって、結成27年目にしてついに桜井さんが「Mr.Childrenの曲の中で一番好きな曲」 を自ら公言されたことに対してです。2000年の元旦に降ってきて作り上げた曲なのだそうですが、ミレニアムイヤーの初日に浮かんだ曲ってすごいですよね。そしてロードムービーだったのか~~てっきり「UFO」か「ラララ」かと思っていたなぁ…(なぜw)。正直なところ、他のメジャー曲のように「わかりやすく盛り上がる」系の曲ではないと思うのですが、こんな前振りがあると噛み締め具合が変わりますよね。「桜井さん結局どの曲が一番好きなんや」という長いミスチル論争に終止符が打たれた瞬間でした。

 

11.addiction

はい今日のMVS(Most Valuable Song)候補来ました。これはもう絶対にやるんじゃないかと、そして、REFLECTION・未完ツアーで最もかっこいい狂宴となったのではないか説が(自分の中で)囁かれている「WALTZ」に匹敵するパフォーマンスになるんじゃないか、そんなことを思っていましたが、その予想が現実となりました。確かセンターステージから戻るタイミングだったため(?)前奏が結構長かったのですが、その「焦らし」がまた絶妙で。サビのコールもしやすいので、かなり盛り上がった印象です。これはかっこええ。 

 

12.Dance Dance Dance

最初の音から一瞬フェイクが来るかな?と思ったのですが、ここでまさかのDance Dance Dance…!Thanksgiving25ツアーのMVSと言っても過言ではないこの曲ですが、最近Mr.Childrenのライブに欠かせない1曲になってきたのではないでしょうか。会場が今日一番の大盛り上がりを見せるのも当然で、曲が持つパワーみたいなものをストレートにぶつけられたような、そんな感覚が続いていました。ロードムービーとのギャップがすごい。

 

13.Monster

うおおいこれは全く予想できなかった…!すでに肥大したモンスターが2曲目で登場しているわけですが、ここにきてそれよりも大きいんじゃないか疑うレベルの巨大なMonsterが東京ドームを襲いました。あれ?なんか今回ナカケー祭りじゃね?ベースゴリゴリ低音感謝祭じゃね?そう思わざるを得ないほどのかっこよさ。スケールの違いを見せつけられたミスチルファンたちのボルテージは最高潮に。これね、未完ツアーと比較してばかりで申し訳ないんですけど、あの時は「忘れ得ぬ人→and I love you→タガタメ」っていう”愛パート”があったんです。愛の3連弾。それが今回は「addiction→Dance Dance Dance→Monster」という超攻撃的布陣の3連弾になっていて。こういう連続技を繰り出されたらもう何もできないですわ。仕事とか本当にどうでも良くなりました。この3連弾はAAGツアーを象徴する流れになったのではないかと思います。

 

14.SUNRISE

うわーサンライズ!!うわーサンライズ!!田原さんがめっちゃ好きな曲だっけ?違ったっけ?うわーサンライズ!!ヤバい生で聴くの久しぶりかもヤバいサンライズ!!って思っていたらあっという間に終わってしまいました…ここでSUNRISEを入れてくるのも、CANDY同様に往年のミスチルファンがセトリ作ったんじゃないかって思うような演出でしたね。

 

15.Tomorrow Never Knows

逆にね、逆にここ数年、この曲をやらなかった ツアーってあったっけ?と思うくらいお馴染みの一曲ですが、まさか3時間で作られた曲であるとは思えないほど平成を代表する名曲なわけで。ライブでのちょっと珍しい手拍子も良いですし、めちゃくちゃ気持ちよさそうに歌う桜井さんもファンの心鷲掴み。たぶん今生きている日本国民の90%以上が知っているんじゃないでしょうか。昭和・平成・令和、どの時代でも色褪せないと思います。

 

16.Prelude

個人的に今日のMVS候補の1曲です。これはマジで良かった…帰ってから「Tour 2011 SENSE」のDVDを 再生してPreludeを5回聴き直すくらい良かった…過去のミスチルの名曲の要素をこれでもかと言うくらいふんだんに使用してダシをとっている曲なので、それはもう濃厚で。ミスチルファンにもたくさんの流派?層?があると思っていて、わかりやすいのは90年代全般のミスチルが好きな層とか、HOME信仰とか深海信仰とか、それはまぁいろいろあるわけですけど、僕の中では「Prelude信仰」というのがあるような気がしていて。うーん、漫画「キングダム」で言う龐煖みたいな。この曲はそれほどのパワーを持っていると思います。とにかくめちゃくちゃ良かった。

 

17.innocent world

#説明不要

#ミスチル王国国歌

#この日最大の盛り上がり

 

18.海にて、心は裸になりたがる

本編のラストを飾るのは「海にて、心は裸になりたがる」。アルバム「重力と呼吸」の発売が広報された時、ミスチルファンをざわつかせたタイトルですが、これがまたライブとの相性が良いこと!合間の「ウォーーーーーオォーーーーーーオォーーーーーー!!!!!!!」というレスポンスもしやすくて、今後もライブで重用されるのではないかと思いました。

 

<アンコール>
19.SINGLES

スマホライト撲滅に向けてSNSなどで呼びかけをしてくれているファンのみなさんがいるにもかかわらず、会場でスマホの使用は禁止だというアナウンスがあるにもかかわらず、残念ながら今回のライブでもアンコールの際にスマホライトが光っていました。うーん、もうこの流れは止められないのかなぁ…正直、これまでは会場のアナウンスも曖昧でモラル的な判断で動かざるを得なかったわけですが、今回は明確にダメですよって言っているにもかかわらずまだまだ光が消えんかったのです。もうスマホ起動させた人から座席が床下に落下するシステムとか導入すればいいんじゃないかな。細かすぎて伝わらないモノマネ選手権みたいに。もうモラルとかじゃなくて公式が携帯使っちゃダメよって言っているんだから、携帯取り出す時点でミスチルファンじゃないよね。これは声を大にして言いたい。純粋なミスチルファンの皆さん、引き続き闘いましょう。

と、ここまで夕食の話題をスマホライトによごされてしまいましたが、ハゲタカ主題歌の「SINGLES」をアンコール1曲目に持ってくるのは反則でした。クソかっこよかった…

 

 ▼※過去記事参照※

www.murakenblog.com

 

以前Twitterか何かに書きましたが、「東京タワーの向こうに」という歌詞がもし「東京スカイツリーの向こうに」という歌詞だったら、この曲の雰囲気は全然別のものになっていたんじゃないでしょうか。東京タワー恐るべし…重力と呼吸はロックナンバーが多いですが、Mr.Childrenの中にまた一つエース曲が生まれたと思います。

 

20.Worlds end 

いや、殺す気か。殺す気なのか。出し惜しみという言葉を知らないのですかミスターのチルドレンさんは。普通アンコールで「Worlds end」やっちゃう?本当に世界終わるわ。これは前曲・SINGLESとの相性もバッチリで、この2曲が改めてライブをより強く引き締めたんじゃないかと思います。

 

21.皮膚呼吸

ここのMCは歴代MCの中でもトップクラスに入るくらい心を震わせるものでした。たぶん、イチロー選手のことも指していましたね。MCの内容はぜひライブDVD/BDが出たら直接聞いてほしいのですが、ざっくり言うと、最近ニュースで、(おそらく桜井さんとも面識があるような)世間で活躍している人たちが引退したり、亡くなったりすることが多くて、そのたびに自分自身のことについても考えることがあるそうで。

それでも、27年にわたり支持し続けてくれているファンのみんながいるから、これからも"その時"が来るまで、できる限り、みんなの心に残るような、みんなの心が一つになるような曲を、1曲…いや、10曲は作りたい」と、そんなことを言っていました。

提示された具体的な数字は、何とも嬉しいような悲しいような複雑なもので、僕は正直一瞬戸惑いました。でも、それはきっと比喩ではなく事実でもあり目標でもあり、桜井さんを始めとするMr.Childrenの一大決心だったのではないでしょうか。

そして最後の1曲は、アルバム「重力と呼吸」でも最後に収録されている「皮膚呼吸」でした。



"変わっちまう事など怖がらずにまだ夢見ていたいのに…"


"サスティンは不十分で今にも消えそうであっても僕にしか出せない特別な音がある きっと きっと"


"苦しみに息が詰まったときもまた姿変えながらそう今日も自分を試すとき"



この曲は、他の誰よりも桜井さん自身が自分自身を勇気付けるために作られた曲なのではないでしょうか。


Starting Over、ロードムービー、addiction、Preludeなど、今回のライブで特に心に残る曲は多数ありましたが、彼らの想いを聞いた後の皮膚呼吸は、誰もが認める締め括りとなったはずです。改めて、最高のライブをありがとうございました!!!!





 

 <5/20 東京ドーム公演セットリスト>

1.Your Song
2.Starting Over
3.himawari
4.everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
5.HANABI
6.Sign
7.名もなき詩
8.CANDY
9.旅立ちの唄
10.ロードムービー
11.addiction
12.Dance Dance Dance
13.Monster
14.SUNRISE
15.Tomorrow Never Knows
16.Prelude
17.innocent world
18.海にて、心は裸になりたがる

 

<アンコール>
19.SINGLES
20.Worlds end
21.皮膚呼吸

 

  

 

【ネタバレ注意】平成が生んだモンスターバンドは令和以降も語り継がれると確信した日①【Mr.Children/Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”】

 

【※※ウルトラ注意※※】

この先には、Mr.Childrenの最新ライブ「 Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY” 」に参戦した直後の筆者が、その熱狂の処理に困った結果、これでもかというくらいネタバレを含む感想を書き綴っています。これから参戦を控えている方は絶対に下へ進まないことをおすすめします。また、ごくたまにこのクソブログの記事を引用ツイートしてコメントしてくださる方がいてとてもありがたく感涙しているのですが、ネタバレに繋がる匂いを醸し出すコメント付きのRTは、どうかこれから参戦される方々のために控えていただけますと幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

 

令和元年  五月二十日

ミスターチル奴隷

 

 

 

…ということでもう少しスクロールを…

 

 

 

 

 

 

 

…もう少し……

 

 

 

 

 

 

 

 

…もう少し………

 

 

 

 

 

 

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手書きの画像でも貼って…

 

 

 

 

 

 

 

…よし、これくらいでいいかな?

 

 

 

 

 

 

ということで、ライブレポを始めたいと思います。

 

 

 

 

 

改めまして、ミスチルが好きすぎてもはやミスチルの虜、そして奴隷と成り果てたミスターチル奴隷です。魂売っています。

 

定期的に死亡説が出ますが、まぁ一応こんな感じで生きています。

 

 

で、早速なんですけどね、ついに行ってきました。

 

Mr.Children Dome Tour 2019

“Against All GRAVITY”!!!

 

 

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もうね、この日を何度待ち侘びたことか。

 

※どれくらい待ち侘びたかはこちらの記事をご参照ください。

 

www.murakenblog.com

 

 

それこそ、前回のツアーである「重力と呼吸」はね、8回落選して結局最後まで行けなかったんですよ。今回、僕以外にも「チケ●トボ●ド」と書いた紙を貼った藁人形に釘を刺した人いっぱいいるんじゃないですか?(物理的に)

 

正直、転売ヤーが儲かる世界は好きじゃないけど、もう少し気軽にチケットの購入や交換ができる仕組みがあればいいなーなんて思ったりしています。定価トレードがもう少し進化すれば解決するのかなー。

 

 

 

と、いうことで、個人的にはMr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25」以来、約2年ぶりのミスチルライブでした。

 

 

前職の同僚と4人で行ったのですが、まずは腹ごしらえも兼ねて錦糸町に。

 

 

【Q】なぜ東京ドームがある水道橋駅じゃなくて、錦糸町駅なの?

【A】ライブ当日の会場最寄駅には、セットリストテロリスト(通称:モラルハザードゾンビ野郎)がいるからだよ☆

 

◆解説/モラルハザードゾンビ野郎とは?

→「Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25」の際に、日産スタジアム近くのサイゼリヤ横浜アリーナ通り店にて突如現れたセットリスト読み上げ野郎のこと。「ライブ代の70%は1曲目の感動に支払われている」という強い自論があるミスターチル奴隷が待機していた飲食店で、唐突に大声で同ツアーのセットリストを読み上げるという奇行に出た奇行種。中途半端に知識だけはあるため、長年ライブで演奏されていない名曲などを見つけ次第、親の仇を討つ時と同じテンションで声高に読み上げる習性を持つ。なお、その場にどれだけツアーTシャツやタオルを巻いた人間がいてもおかまいなし。2015年の未完ツアーでボーカルの桜井和寿氏から出た「愛とは想像力」という言葉を借りるのであれば、著しく愛が欠如している状態にあるため、目撃次第早急に「あなた、天頂バスにでも乗って病院に行ったほうが良いですよ。何にも縛られちゃいないですから。」と声をかけてあげるのが無難。

 

 

ということで、錦糸町で待機。ミスチル談義に花を咲かせながら、16時過ぎに出発。現地に着いたのはなんだかんだで16時半頃。最近はタオルだけ販売している場所もあるため、一緒に行った3人もグッズ売り場に並ばず装備できたようで何よりでした。(自分は郵送で自宅から装備していった)

 

道民である自分を含め、サッポロビールへの異常なこだわりを見せる集団と化した僕らは自分たちの席を探す旅へ。と思ったら、入り口から近いゲートだったことが判明。

 

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正直、チケットが配信された時は、「ウゲェボヤァ!!FCでもアリーナじゃないんかい!!」と、贅沢な不満を漏らしたのですが、結果として今回はスタンド勢もかなりお得なライブだったのではないでしょうか。

 

というのも、今回のライブでは光の演出がかなり花道にかかっているものだったこと、全体+天井を使った演出が多く、比較的スタンドの方が見やすかったんじゃないか説も出ているからです。

 

実際、1階席では割といい感じで全体を見渡すことができました。遠すぎず、近すぎず。そして、実はすぐ後ろが「記者席」だったのですが、各媒体の記者さんたちが机のあるシートにゆったりと座って何やら取材のメモらしきものを取っていました。

 

仕事で来ているとは思うんですけど、さすがに痺れを切らしたのか、イノセントワールドあたりで思い切り首と手を振っている人がいたのは笑いました。そう、能書きなんて必要ないんですよ。あなたが感じたことを、あなたの言葉でストレートに書いた方が、ミスチルの良さは伝えられるんじゃないかと、そう思うわけです。

 

(でも、あの席ちょっと羨ましかったな…笑)

 

 

 

さて。ここまでダラダラと書き綴りましたが、ここからが本当のライブの所感です。

 

 

まず前提のお話をしますが、僕はこれまで下記のライブに参戦しました。

 

Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25」×2回

Mr.Children Hall Tour 2017 ヒカリノアトリエ

Mr.Children Hall Tour 2016 虹」 ※音漏れ参戦

Mr.Children Stadium Tour 2015 未完」×2回

Mr.Children [(an imitation) blood orange]Tour」×2回

MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012」×2回

「TOUR 2004 "シフクノオト"」 ※音漏れ参戦

     

     

    で、その上で今回迎えたのが「Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”」なんですけど、結論から言います。

     

     

     

    これまでのライブの中で、間違いなく一番のライブでした。

     

     

     なぜか。理由は大きく3つあります。

     

    ①深海とは別の意味で異質なアルバム「重力と呼吸」の素晴らしさを殺さずに、全世代のファンを喜ばせるライブを実現したから。

    ②肥大したモンスターアルバム「REFLECTION」を完全に手懐けたから。

    ③更に進化した姿と楽曲を引っさげて目の前に現れることを4人が確約したから。

     

     

    今日のブログは取り急ぎの「総合感想版」とでも認識いただければ嬉しいのですが、とりあえず順番に感じたことを書き綴りますね。

     

     

    ①深海とは別の意味で異質なアルバム「重力と呼吸」の素晴らしさを殺さずに、全世代のファンを喜ばせるライブを実現したから。

     

    →これはもうそのままなのですが、正直「重力と呼吸」というアルバムに収録されている曲を、どれくらい、どうやって盛り込んでくるのか、ライブ前からすごく気になっていました。

     

    通常、アルバム関連のタイトルがついたツアーでは、収録されている曲のほとんどor全部を演奏するのが一般的です。なぜなら、アルバムがライブテーマにも直結し、収録されている曲が主役となるからです。

     

    しかし、今回の「重力と呼吸」というアルバムは、ファンの中でも賛否両論の作品で、正直なところ全部orほぼライブでやることには少し抵抗を感じる方もいたのではないでしょうか。

     

    ストレートに言うと、10曲分使うのであれば、ある程度メジャーな曲や往年の名曲も演奏してほしいという人もいたと思うのです。ぶっちゃけ、僕はそうでした。

     

    重力と呼吸自体は名盤だと思うのですが、何というか、「REFLECTION」でやっぱりミスチルはこの形が最高だよねとなったところで、そこからのギャップは結構大きかったと思うんです。もしかすると、「昔ながらのミスチル」が好きな方には敬遠されてしまいそうな、そんなアルバムだったんじゃないかと。

     

    ましてや、ファンの幅の広さではおそらく日本一なのではないかとも言えるミスチルだからこそ、老若男女全員が楽しめるライブに仕上げないといけないプレッシャーもあったと思います。特に、25周年イベントという、最も大衆的で誰もが満足できるようなツアーを成し遂げた彼らの重圧はすごかったのではないでしょうか。

     

    そんな中で、10曲ある重力と呼吸の楽曲をどうやって組み込んでくるのかドキドキしていたのですが、蓋を開けてみれば「Your Song」「himawari」「addiction」「海にて、心は裸になりたがる」「SINGLES」「皮膚呼吸」の6曲という構成でした。

     

    これ、たぶん同アルバムの中でも、ベストな6曲なんじゃないかと思いました。理由は、(アルバムの中で)御三家的ポジションの「Your Song」「SINGLES」「皮膚呼吸」という、アルバムを聴き込めていない人にも比較的認知度が高く、かつ盛り上がりも十分な3曲でしっかりと引き込み、ライブ映えする「海にて、心は裸になりたがる」、もはやWALTZ的ポジションも間違い無しの「addiction」で重力と呼吸を軸としたライブであることを認識させられるからです。

     

    そして、このツアーを行う上でどうしても欠かせない1曲が、以前から人気があり一般認知もあった「himawari」だと予想します。この曲があることによって、これまでの楽曲と、重力と呼吸のラインナップが見事に融合できたのではないかと思うのです。だから、これだけ既存の曲と組み合わさっても違和感を感じなかったのではないでしょうか。

     

    要は、「誰でも確実に良いと感じられる6曲」で重力と呼吸というアルバムの強さを証明し、その分の余白を往年の名曲で埋めることで、僕らがこれまで体感したことのないような、重厚なセットリストが出来上がったと感じるのです。

     

    特に、「addiction→Dance Dance Dance→Monster」の流れは狂気に近いものを感じませんでしたか?この3曲が並ぶと、こんなに強いのか、こんなにハマるのかと、そう強く思いました。

     

    長くなりましたが、要は「重力と呼吸」というアルバムの良さと、これまでのミスチルの良さを奇跡的なバランスによって成立させたライブだったのではないでしょうか。これは素直に「すげぇ!」となりました。

     

     

    ②肥大したモンスターアルバム「REFLECTION」を完全に手懐けたから。

     

     肥大したモンスターアルバムってなんやねん。上手いこと言いたいだけやん。

     

    そうお思いの方、すみません。でも、REFLECTION(Naked)ってマジで肥大しまくりのモンスターアルバムじゃないですか?あの小さなUSBを手に入れるために仕事中にさいたまスーパーアリーナへ走った僕は、あの日確かに新しいミスチルの姿を見たんです。それくらいミスチルファンには影響度の高いアルバムだと思っています。

     

    と、前置きはこれくらいにして。そんなモンスターアルバムを完全に手懐けたというのがどういう意味かと言うと、「やっとREFLECTIONの香りが良い意味で消えた」という意味です。

     

    例えば、今回2曲目で演奏された「Starting Over」なんかは、それこそこの1曲だけでも天下を取れるような曲だと思います。未完の大トリを飾るくらいですしね。まさに、バケモノの子。

     

    そんな曲が存在感を隠しきれるわけがない。ましてや、今回のツアーに入れたら絶対に浮く。そう思っていたのですが、これまた見事な調和で、良い意味でうまーく溶け込んでいたんです。

     

    正直、最初は発売から時間が経つことで、少し(楽曲自体の新鮮味や驚きが)薄れてしまったのかな、と思いました。でも、それはきっと違っていて。

     

    たぶん、ここに来て「重力と呼吸」が「REFLECTION」と同じくらい大きな存在として僕の中で完全に機能したことを意味しているのではないかと思ったのです。

     

    ①で2つのアルバムを少し対比させましたが、REFLECTIONがあったからこそ重力と呼吸の良さが際立って、また、重力と呼吸があったからこそREFLECTIONの良さを再確認できたのだと思います。

     

    手懐けるという表現はどこか一方的で正しくないかもしれないかもしれませんが、よ~く考えてみてください。あのREFLECTIONですよ?あの時、「ミスチルはもうこれ以上のアルバムは出せないんじゃないか不安なくらい凄い」なんて声が、FC会員からも出ていたくらいの最高傑作と調和するって、相当なアルバムじゃないと無理ですよ。

     

    そういう意味では、改めて今作の凄さを感じます。

     

     

    ③更に進化した姿と楽曲を引っさげて目の前に現れることを4人が確約したから。

     

    これは主にMCでの本人の発言がソースですが、もう並々ならぬ覚悟のようなものを感じました。過去最上級の。

     

    実は少し前から、自身の歌手生命に関することを少しずつ話すようになっていた桜井さん。ひょっとして、どこか患っている場所があるのでは…と勘ぐりましたが、状況はわからずです。

     

    ただ、一つ言えることは、彼らが終わりのその時を意識し始めているということです。そりゃ、25年以上も同じメンバーでバンドをやっている人たちなんて、数えるほどしかいないと思います。

     

    そんな彼らが、これからも人々の心を震わせるような楽曲を、最低1曲、いや、10曲は作ると発信したのです。

     

    ①②の時点でもはや良いライブであったことは伝わったかと思いますが、そんな日本の最前線でトップを張り続ける彼らがまだ戦うと行っているんです。凄い話じゃないですか?まさに、平成が生んだモンスターバンドは、令和以降も語り継がれると確信した1日でした。

     

     

    ※今日はここまで※

     

     

    以下、本当は一曲ずつ詳細にレビューして行きたかったのですが、今日はかなりエネルギーを使ったので、今日のセトリだけ記載して眠ります。いやー、すごかった。気が向いたらライブの詳細レポもまた!

     

     <5/20 東京ドーム公演セットリスト>

    1.Your Song
    2.Starting Over
    3.himawari
    4.everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
    5.HANABI
    6.Sign
    7.名もなき詩
    8.CANDY
    9.旅立ちの唄
    10.ロードムービー
    11.addiction
    12.Dance Dance Dance
    13.Monster
    14.SUNRISE
    15.Tomorrow Never Knows
    16.Prelude
    17.innocent world
    18.海にて、心は裸になりたがる

     

    <アンコール>
    19.SINGLES
    20.Worlds end
    21.皮膚呼吸

     

     

    以上、お付き合いいただきありがとうございました!

     

    東京ディズニーランドのワンマンズドリームⅡ見て仕事辞めそうになった話。

    どうも。

     

    いやー、久々にミスチルのライブ以外でヤバいショー見ちゃったわ。

    ヤバいわ。何がヤバいって、ショー見て仕事辞めようと思ったんだわ。

     

     

    まずね、いろいろあって会社の人たちと東京ディズニーランドに行くことになったの。

     

    で、昔から所属している自由公益団体「ザ☆フリー」(※実在)で鍛え上げられている俺だから、颯爽とアトラクションの待ち時間がわかるアプリを起動させ、逐一待ち時間が短いアトラクションを声高に叫ぶロボットと化したわけ。

    (例)スプラッシュマウンテェェェェン40分ンンンンンンンン!!!!!!!!!!!!

     

    で、そんな重要なポジションを担いながら例のごとく声高に叫んでいたんだけど、別働隊としてファストパスを獲得してくれる先輩・同僚の2人が、何やら無料のショーを引き当てたとの報せが。たぶん年賀状で言うと4等が当たった時のような表情だったけど、もっと価値あると思う。

     

    なるほど、きっと10分くらいのパレードを良い席で見られる引換券みたいなものね。でもね、パレード、見るのは良いんだけどミッキーが全然こっち向いてくれないからちょっと悲しいんだわ毎回。普通にへこみそうになる。

     

    大体隣に立っている子どもが「おとうさぁぁん!いまぁ!ミッキー!ミッキーこっち見たぁ!こっち見たあああ!!!!」とか叫んでいるんだけどね、君のせいで僕は見向きもされなかったわけだ。そのあたり自覚してほしいわ本当に。大人だって見てもらいたいんだぞ。

     

    ちなみにどれくらい振り向いてもらえないかと言うと、園内で撮影した数少ない写真のうちの4枚(ミッキー・ミニー2枚ずつ)を見てもらえればわかるだろう。

     

    その写真がこれと

     

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    これと

     

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    これと

     

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    極めつけはこれだ。

     

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    最後のミニーちゃんに至ってはスリラーのPV撮影かよって言いたくなるくらい目と手が被っているんだよ。逆に難しくない!?ねぇ逆に難しくない?この角度。どういうことなんだよ…

     

     

     

    まぁ、それはさておき、久々の夢の国を満喫していたわけですよ。そしてその時はやってきた。そう、ワンマンズドリームⅡという名のショータイムの時が…

     

     

     

     

    これね、正直言うと完全にナメていました。

    ものすごくぶっちゃけると、母親の同級生の妹さんの娘の学習発表会を見に行くような、そんなテンションだったの。正直。ほら、朝から行くと17時過ぎくらいにはもう足が震え始めるのよ。アラサーにもなると。次に乗りたいアトラクションを聞かれて、危うくリフレクソロジーもしくは大江戸温泉って言いそうになったくらいだもん。

     

     

     

    で、結論から申し上げるとめちゃくちゃ感動したわけですよ。まず席が前から2番目だったこと。これ、どうやらかなりの確率らしい。

     

    そんで、楽曲がめちゃくちゃよかったこと。特に、「ファースト・フィナーレ」と「セカンド・フィナーレ」(で合っている?違うかな?)。

     

    タイトルが「ワンマンズ・ドリーム」だったから、まさに全国のワンマン経営者を熱く称賛するためのテーマソングか何かだと思っていたの。そしたら、壮大なダンスと歌でディズニーキャラのオールスターとも言えそうな豪華布陣がゾロゾロと出てくるわけですよ。真・三國無双で言えば劉備関羽張飛曹操夏侯惇孫堅孫策甘寧が手つないで出てきたような、そんくらいの豪華さがあったわ。

     

    で、他にも名作と呼ばれる作品を代表するキャラクターたちが、それぞれの作品の世界観を継承した音楽とダンスで魅了し始めるっていうね。この時点でヤバい。社会人になって身体にこびりついた垢という垢を全て洗い落としてくれるような演出にやられた。

     

    そんで、最後の方にはまたミッキーやミニーが出てくるんだけど、後ろで流れている曲の歌詞がまた絶妙で。

     

    「きみほどのスターはいない」

    「みんなを幸せにする」

    「素晴らしいミッキーマウス

    「輝くスター」

     

    もう一歩間違えれば北の国のアレみたいなほど主役であるミッキーを褒め倒すフレーズが次々と胸に突き刺さる。でも、悪くない。むしろ心地良い。

     

    極めつけは、「One man's dream~♪」のところでミッキーが仲間全員とハイタッチしたり、ドナルドにダンディ坂野顔負けのゲッツをしたり、どさくさに紛れてミニーに投げキッスをしたりするところ。ここは痺れましたね。

     

    なんだよ~~ミッキー超愛されているっていうか寵愛されているじゃんかよ~~~クソ~~~羨ましいな~~~~なんて思っていたけど、その後のフィナーレオブフィナーレみたいな部分でもう一回出てきてくれた時はもうミッキーのファンになっていたね。相変わらずミニーにキスしていて、公衆の面前で何回キスしたら気が済むんだ?アメリカ生まれの特権なのか?もう一種のプレイか何かなのか?なんていう品性の欠片も感じさせない思考を無理やり潰しながら、とても純粋な気持ちで楽しめました。

     

    いや、本当にね、大人も前のめりになって楽しめるくらい素晴らしいショーだと思った。本気でそのまま仕事辞めてワンマン経営と言われても構わないから昔からの夢だったミスチルカフェをオープンさせようか迷ったくらいだわ。

     

    どうやら来年の12月で終わってしまうみたいだけど、もう一回生で見たいな~。

     

    castel.jp

     

    youtu.be

    ※アップしてくださった方マジでありがとうございます!

     

     

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    夢をありがとう!ワンマンズ・ドリーム!!

     

     

    おわり 

     

    【勝手に解釈】Mr.Childrenの新曲「SINGLES」がもはやダブルスな上に主人公の葛藤を描いた名曲である件について

    どうも。ミスターチル奴隷です。

     

    いやね、最近の話題は何と言ってもミスチルの新アルバム「重力と呼吸」なわけですが、こりゃとんでもねぇアルバムですわ。控えめに言って。

     

    たぶん、これまでのミスチルが好きな人にとっては、ちょっと違和感を覚えるというか、「あれ?カルビーのポテチ買ったと思ったら、中に入っているの湖池屋のポテチじゃん!しかもうすしおかと思ったら完全にのりしおな上に四角形のコンソメの素とポリンキーまで入ってんじゃん!」ってなるような、そんなアルバムですよ。

     

    なんだろう、わかりやすく言うと、過去最大にロック色全開。というか、良い意味で好き勝手やっている感が凄い。現代的で挑戦的な匂いもプンプンする。とにかくカッコいい。

     

    いや、これまでもロックやっていたんでしょうけど、やっぱりロックというよりはポップ感の強さが特徴だったと思うんですよ。なんだかんだ。

     

    要は、REFLECTIONであったような、足音とか、Starting Overとか、幻聴とかMelodyのような曲の束をイメージして聴くとあれ?ってなるぞと。多くのリスナーが描いていたイメージのMr.ChildrenはREFLECTIONで一回星になりましたよと。

     

    個人的に、ミスチルって他のどのアーティストよりも良い意味で普遍的で、おはようからおやすみまでドローン型の監視カメラでもつけているんじゃないかって思うくらい我々の日常のひとときを描写したような曲が200曲以上ある、そんな凄さを持ったLIONならぬモンスターバンドだと思うんですよ。

     

    要は強烈なほど丁寧に普遍性を生み出して、誰もが主人公になれたり、長い人生のどこかで必ず訪れる、あらゆる種類の感情を引き起こさせるような出来事を歌詞にシンクロさせたり、そんな凄さがこれまでのミスチルにはあったと思うんですよ。

     

    で、今回の重力と呼吸。

    正直ね、まだ全曲ガッツリ聴き込めていないんですよ。なぜか。

     

    「SINGLES」が良すぎるから。

     

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    そう、最初はね、ハゲタカのタイアップソングということで1番~サビまで聴いていて、「あれ?何かfantasyっぽい楽曲やないか。カッコいいけど、まぁ、普通にカッコいい曲って感じなのかな~」とか思っていたんだけど、とんでもない誤解でしたわ。死ぬほどカッコいい。そしてたぶん意志があるようで本当は決めきれていない葛藤の歌なんじゃないかって。

     

    まず1番からサビまで。ここはね、普通にカッコいいんですよ。普通にカッコいい。存じ上げております。そして2番に入るわけなんだけど、まず歌詞がカッコいいのよ。

     

    <2番~サビ部分>

    どんな音楽も

    痛快と話題の映画も

    君の笑顔には叶わないってわかった

    ねぇ君はまだあの虹を覚えてる?

     

    誰かの為に生きるって誇りを

    僕に教えてくれたのは

    君だけと言い切っていい

     

    守るべきものの数だけ

    人は弱くなるんなら

    今の僕はあの日より

    きっと強くなったろう

    それぞれが思う幸せ

    君が君であるため

    oh you'll have to go

     

    そう、これが今まで僕らが知っていたミスチル

    これぞという感じのフレーズ!…と思ったら2番のサビから何か急に追っかけサウンド(語彙力w)入ってきた何だこれゾワッとしたけどかっけええええええええもはやシングルスじゃなくて物理的にもゴリゴリのダブルスじゃねぇかこれえええええええ!!!!!!

     

    そして2番のサビが終わると同時に、我々の予想の斜め上を行く間奏が入ったことを今でも鮮明に覚えています。Twitterで誰かがヒゲダンスとか言っていたけど、全くの別物だよこんちくしょうめ。ここらへんの展開の仕方って今まであまりなかったんじゃない?一瞬I'LL BEの間奏を想起したけど、また話が違うでしょう。こんなトーンになる予告なんてなかったでしょうこっちは。

     

    で、そのあとのCメロ的部分。これも痺れましたね。

     

    <Cメロ的部分>

    誰もが胸の中で

    寂しさっていう名の歌を歌ってる

    少し もの悲しくて

    人恋しくなるメロディー

     

    歌っているわ。アラサーの深淵に入るにつれて常々歌っているわ。寂しさっていう名の歌を誰かが拾ってくれないかななんて思いながら奏でているわ。なんでわかるの。本当に…

     

    そんで、最後の大サビ部分ね。これはなるほどなぁと思った。

    正直、1番のサビが「悲しいのは今だけ」だったから、2番のサビは「苦しいのは今だけ」「侘しいのは今だけ」だと思っていたのよ。揃えてくるかなと。

     

    そしたら「守るべきものの数だけ~」で来たわけだ。で、じゃあ大サビに何が来るのかと思ったら、上のどちらでもなく、「楽しいのは今だけ」なわけだ。ここに自分の作詞能力の限界を感じましたよ。僕は。なるほど。「楽しい」という言葉をここまで淡く切なく表現するのかミスチルは。

     

    <ラストサビ部分>

    楽しいのは今だけ

    自分にそう言い聞かせ

    少し冷めた感じで

    生きる知恵もついたよ

    それぞれが思う幸せ

    僕が僕であるため

    oh I have to go

    oh I have to go

    oh you'll have to go

    oh we'll have to go

     

    「少し冷めた感じで 生きる知恵もついたよ」って、決して喜ばしいことじゃないんですよね。ここらへんの偶発的な表現の巧みさ半端ないと思う。望んでいない感。

     

    そして最後の「will」の4連弾。これはもはや中学英語の教科書「NEW HORIZON」あたりに載せるべきだと思いますね。

     

    もはや英語全然わからないんだけど、willって確か「意志のwill」とか「推量のwill」みたいな用法がなかったっけ?

     

    これ、的はずれな解釈だったらアレなんだけど、何か主人公の気持ちが確信に変わっていくまでのプロセスを表しているような気がするんだよ。

     

    まず、主語が自分の時には「I have to go」という現在形なんだけど、たぶん最初は道義的に進まなきゃいけないっていう意識がある主人公がいて。

     

    で、2番の「you'll have to go」は、相手に対しての思いで。ほぼ確信に近いんだけど、確信しきれていないというか。それ以外の選択肢が見つかっていないというか。命令のwillまではいかないというか。

     

    そんで、最後の「I have to go」からの4連弾。特に最後の「we'll have to go」。これは、道義的に自分自身が進まねばならないという意識がある中でも、まだ心のどこかで1%の迷いがあって、でも最後の最後はお互いの幸せのために、お互いが思い描く道を進むことが正解なんだ、そうしなければならないんだという意志にも近いような締めくくりなんじゃないかと、そう思うのよ。

     

    てかこれ、続いているのか離れているのか、正直なところはっきりとはわからないし、各フレーズからどっちとも解釈できるよね。単なる未来形の言い回しなのかもしれないけど、なんかこのあたりの揺れ幅が主人公の葛藤を描いているんじゃないかって思わされるし、桜井さんの歌い方からも、最後はかなり緩急つけているから、矛盾と葛藤の合間でもがいている主人公の叫びにも思えてくる。MV全編見たら何かしらわかるのかな。

     

    youtu.be

     

    本当は特に意味があるわけではないのかもしれない。でも、たった数分の曲でこんな解釈まがいのこともできる。桜井さんは最近何かのインタビューで、時代の変化に伴い、リスナーの想像力をあまり信用しなくなったという旨のことを言っていた。そして今回のアルバムにはとりわけ自我を出したとも。それでも、やっぱり、一リスナーとしては聴き手に与える影響力と想像力の強さが、Mr.Childrenの良さそのものなんだと思う。新アルバム「重力と呼吸」の残りの曲も、きっとこれまでのミスチルの良さを継ぎながらも、どこか斬新で新しいサウンドを追求した作品であるに違いない。それだけは確かだ。

     

     

     

     

     

    そんなことを思いながら、先週の金曜に放り投げた大量の仕事を横目に、泣きながら社用パソコンを起動させるSINGLE(独身)の自分が鏡に虚しく映っていた。

     

    「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」に申し込んだ結果

    お久しぶりです。

     

    いやーついに来ましたね!ミスチルの新アルバム、そして新ツアー!

     

    www.toysfactory.co.jp

     

    Mr.Childrenのホームページより抜粋

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    そしてね、何よりも桜井さんのコメントが死ぬほどかっこいいわけですよ。

     

     

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    「最高のアルバムが出来ました!!」

    「で、その通りの音になっていると思います。」

    ってヤバくない?

     

    前作「REFLECTION」がとんでもないモンスター級のアルバムだった分、次作への期待とプレッシャーは半端なかったのではないでしょうか。

     

    そんな中で桜井さん本人が「このアルバムを聴いたら、音楽を辞めたくなるような」「圧倒的な音」を作り上げて形にしたと言うくらいだから、おそらく相当な名盤に違いありません。

     

    そんな僕ですが、もちろん、今回のツアーにも申し込みをしています。

    桜井さんにそれほどのことを言わせる名盤が誕生し、その全貌を生で拝むことができる貴重な機会ですからね。当然、行きますよ。

     

    まぁ、FC会員も7年くらいは入っているので、当然ながら第一希望のさいたまスーパーアリーナ公演あたりから行かせてもらいますかね。

    余裕があれば地元である北海道や、開幕戦である広島公演なんかも行っちゃったりしてね。ついでに観光もしちゃったりして。何食べようかな~。

     

    さてさて、申込みの結果は…と。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ■1回目(FC会員先行)

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    …は?

     

     

     

     

     

    いや、何かの間違いでしょう……ま、まぁ、たまにはこういうこともありますかね。

    しかし、まだオフィシャルサイト先行がありますからね。

     

    さて、結果は…

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ■2回目(オフィシャルサイト1次先行)

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    …は?

     

     

     

     

     

     

     

    いや、まぁ、オフィシャルサイト先行からFC会員以外の方もね、応募できますからね。仕方ないでしょう。でも、以前ヒカリノアトリエツアーが当選した奇跡のセブンイレブン先行がありますからね。全然焦っていないですよ。

    さて、結果は…

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ■3回目のチャレンジ(セブンイレブン先行)

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    ……

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    いや~セブンイレブンさん人気ですねー。さすが業界No.1。これは仕方ないですね。もともと枠がそんなにないものでしょうし。いやー、全然焦っていないですよ。むしろハンデと言ってもいいくらいですからね。そう、ハンデ。でも、さすがに次で決めますね。

    さて、オフィシャルサイト2次先行の結果は…

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ■4回目のチャレンジ(オフィシャルサイト2次先行)

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    ………

     

     

     

     

     

     

     

     

    いやー、あれですか?ワンモアハンデ的な?仕方ないですね~これ、申込みにも一手間かかるので、もういいですよね?もう十分ですよね。ハハ。頼みますよ。実質通常席では最後のチャンスなので。まったく、焦らすなぁ~~チケットボードさん。

    さて、当選確実なので見る必要もないかもしれませんが、オフィシャルサイト3次先行の結果は…

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ■5回目のチャレンジ(オフィシャルサイト3次先行)

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    おいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    同じツアーに5回申し込んだの初めてだぞおいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    えっ、なんでこんなに当たらないの!?日頃の行いが悪いの?一応会社とか私生活でも布教活動を行ってきたつもりだよ!?ヒカリノアトリエのCDとか配布したりしていたよ?アカウント名ミスターチル奴隷だよ!?ミスチルの虜となりもはやすべてを捧げる奴隷、しかし好意的な意味での奴隷だよ!?倫理的にNGなの?変えたほうが良かったの?これだけ落選通知が届くと流石に凹むよ!毎回毎回次の抽選スケジュールが発表されて、よっしゃと思って申し込むけど最近は希望の数だけ失望が増えているよ。それでも明日に胸は震える?どんなことが起こるんだろう?想像してみよう?落選メールが届くことくらいしか想像できないよ!引き返しちゃいけない?進めるわけないだろ!!このままじゃ進めないよ僕!閉ざされたドアの向こうにまた閉ざされたドアが待っていたよ!5回も待っていたよ!ALSOKもそこまでしないだろ!決して捕まえることのできない花火のような光だとしたってもう一回もう一回もう一回もう一回そしてもう一回この手を伸ばしたけどダメだったよ!さよならが迎えに来ることを最初からわかっていたけどそれでも明日に胸は震える…わけないだろ!キエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

     

    (※以下リピート)

      

     

    そしてそんな僕のようなゾンビ野郎に気を利かせたのか、プレライブというFC会員限定ライブの開催が決定したわけだ。

     

    で、申し込んだ結果がこちら。

     

     

     

     

     

     

     

    ■6回目のチャレンジ(FC会員限定プレライブ)

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    そう、お察しのとおりだよ☆

     

    「またのご利用をお待ちしております」ってそんな銀行みたいな言い回しされてもね、僕は……僕は……うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!(白目)

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    オフィシャルサイト4次先行(最終)に全てを委ねます。

    結果はまた後日。

     

     

     

     

     

     

    ※当たった人、おめでとう。楽しんでね。ワシの屍を超えてくれ……

     

    「新卒の前では変なこと言っちゃダメ」みたいな風潮に時速180kmのストレートを投げつけたい

    どうも。久しぶりのオピニオン記事です。

     

    いやね、もうタイトルのままなんですけど、以前からちょっとどうなんかなーって思っていたことがあったので書いてみようかなと思いまして。

     

    前提として、会社のちょっとおかしい点とか、他社と比較して「うーん」ってなる点の一つや二つ、どこにでもあると思うんですよ。

     

    で、既存社員同士ではマシンガン並のスピードと量で不可解な点や不満点を論じ合うわけなのですが、そこに新卒や新入社員が絡むと急に箝口令を敷き始める風潮、あれ何なんですかね。

     

    どうやら、「新卒に悪影響を与える」とか「わざわざ伝えることではない」みたいな理由が主らしいんですけど、僕ね、この主張には以前から反対というか、異を唱えたいと思っていまして。

     

    結論、「新卒ってそこまでバカじゃないぞ」と。

     

    確かに社会に出て数ヶ月のヒヨっ子という認識であれば、周囲からの影響を受けやすいように思えるのかもしれません。

     

    でもね、優秀な新卒は数ヶ月も会社にいれば気付くわけなんですよ。あるいは、周りから何かしらの主張を受けたとしても、善悪・是非の自己判断ができるわけなんです。

     

    にもかかわらず、会社の綺麗な面だけ見せようとするのはマジのブラックっぽいと感じるのですよ。逆効果。

     

    「わざわざ伝えることではない」→これはごもっともなんですけどね、であれば新卒がいるフロア内でそもそも「何か」を匂わせるような会話は控えるべきなんです。

     

    というか、隠すくらいならいっそぶちまけて、その上でオープンに改善していった方がよほど健全だと思うのです。

     

    こういうこと言うと、「様々な事情が絡んでいる中で、前提知識のない新卒と既存を一括りにするでない!キーッ!!」と怒られそうなのですが、隠せば隠すほど新卒は察して見限りますよと、そう言いたいですね。

     

    僕の会社で何かあったわけではないのですが、新卒を学生に毛が生えた程度の存在だと思ったら痛い目見ますよと、そう思うことがあったのでババババババーっと書いてみました。

     

     

    æ°ç¤¾ä¼äººã»æ°å¥ç¤¾å¡ã®ã¤ã©ã¹ããç·æ§ç¤¾å¡ã¨å¥³æ§ç¤¾å¡ã

     

    おわり

     

    15歳のシンガーソングライター崎山蒼志くんの「五月雨」の中毒性は異常。

     

    ããªããªã§é³æ¥½ãè´ã人ã®ã¤ã©ã¹ãï¼ç·æ§ï¼

     

    こういうのを天才って言うんだろうなぁ。

     

    サラリーマンやっていると、仕事で関わる以外に芸術分野で天才だと思えるような人に出会うことってなかなかないと思う。

     

    ところがどっこい崎山くん。

    すごいなこれ。カッコいい。

     

    確かバナナマンの日村さんの番組で登場して知ったんだけど、改めてその才能をひしひしと感じるわ。15歳ってことは、作ったのはもっと前ってことだよね。

     

    youtu.be

     

    "黒くて静かな 何気ない会話に刺されて今は 痛いよ あなたが針に見えてしまって"の部分とかね、何食ったらこんな言語感覚が備わるのかね。

     

    たぶん好き嫌い分かれると思うけど、僕はめっちゃ好きです。

    そして今日もサントリーの秋りんごチューハイがうまい。

     

    日本で一番Mr.Childrenのクラスメイトが好きな自信あったけどこの動画見てちょっと自信なくしたわ

    ※この記事は、サントリー「秋りんごチューハイ(アルコール分4%)」を飲みながら書いています。

     

    èã«ãã¯ã³ã®ã¤ã©ã¹ã

     

    どうも。

     

    もうね、タイトルのとおりなんですけどね。

    お察しの通りミスターチル奴隷が200以上あるMr.Childrenの楽曲の中で一番好きなものは「クラスメイト」です。ほぼ不動の1位です。

     

    打順組んでみるとこんな感じ。

     

    1番レフト GIFT

    2番ショート NOT FOUND

    3番セカンド Heavenly kiss

    4番ファースト クラスメイト

    5番DH 幸せのカテゴリー

    6番センター ありふれたLove Story~男女問題はいつも面倒だ~

    7番ライト 箒星

    8番サード Another Story

    9番キャッチャー しるし

     

    ピッチャー 渇いたkiss

     

     

    で、日常のありとあらゆるシーンでクラスメイトを脳内再生している俺だけど、最近ある動画を見て、自らのクラスメイト愛の弱さを知りました。

     

    そんな動画がこちら。

     

    www.youtube.com

     

    どうやらsugarboyさんという方がカバーされている模様。

    関連動画に他のミスチルソングのカバー動画があったことからも、かなりのガチファンなのではないかと予想。

    それにしても……上手い…!

     

    正直ね、カラオケでクラスメイトを歌っている時は、世界中の女性たちが俺のクラスメイトになりたくて仕方がないんじゃないかと思うくらい自分に酔っているからね。

    あと、もはや桜井さんじゃなくて、俺が作詞・作曲したんじゃないかと思っているくらいだからね。

    それくらいの魔力がある曲がクラスメイトだと思うんですよ。

     

    ミスチルのカッコよさっていくつか種類があると思っていて、クラスメイトに関しては「クズ男が魅せる何気ない男らしさや女々しさ、狡猾さ、葛藤」がまたカッコいいと思うんですよ。

     

    あと、すごいなーと思ったのが、「しばらくは彼の話はやめとこう」という歌詞。

    曲を聴き続けると、「しばらく別れの話はやめとこう」とも聞こえてくる不思議。意図的なものなのかはわからないですが、こういうところもまた楽しみの一つだったりするのです。ミスターのチルドレンさんは。

     

    まぁそんな主観に基づいたドブみたいな話はともかく、そこらのプロの方よりもこのクラスメイトという曲の良さを最大限に、それはもうMAXに引き出していらっしゃるのではないかと思ったのです…SUGEEEEEEE

     

     

     

     

    結論:ギター弾けるようになりたい。

     

     

     

    走り去るTAXI~~~~~~~

     

    第1回Mr.Childrenヤバい歌詞選手権・優勝フレーズ発表

    まいど、ミスチル屋です。

     

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    【前回のあらすじ】

    ミスチルワールドカップの最終予選に参加した77の冒頭フレーズの中から見事に予選を勝ち抜いた32フレーズが決まったので8つのグループに分けて各グループの上位2フレーズをノックアウトステージに引き上げたよ。そして早くも1回戦が終わりベスト8が決まったよ。さらに2回戦も終わってベスト4が決まったよ。さらにさらに準決勝も終わってついに優勝候補の2フレーズが残ったよ。いざ決着の時…!

     

     

     

    ということで、77フレーズから始まった戦いも、ついに終焉を迎えます。まずは準決勝の壮絶な戦いをおさらい!

     

    <決勝トーナメント通過フレーズ(冒頭編)決勝進出フレーズ/赤太字>

    ※()内は曲名。区切りは基本1~2フレーズ。

      

    ★新しい靴を履いた日はそれだけで世界が違って見えた(足音~Be Strong)

    VS

    ★隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう(fantasy)

     

     

    ★評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ(終末のコンフィデンスソング) 

    VS

    ★優しさの死に化粧で笑ってるように見せてる(himawari)

     

     

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    今回はこの2フレーズの中からついに優勝フレーズが決定!!

    勝者は…

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    …の前に、3位決定戦の結果はこちら!!!!!

     

     

     

    <決勝トーナメント通過フレーズ(冒頭編)3位/赤太字>

    ※()内は曲名。区切りは基本1~2フレーズ。

     

    ★新しい靴を履いた日はそれだけで世界が違って見えた(足音~Be Strong)

    VS 

    ★優しさの死に化粧で笑ってるように見せてる(himawari)

     

     

     

     

    おぁあーーっと!新生Mr.Childrenの新たなる終わりなき旅を演出した「足音~Be Strong」が勝利!3位!解説のミスターチル奴隷が発売時547回は聴いたという名曲!!!!そしてhimawariがまさかの敗退!!!!想い出の角砂糖を涙が溶かしちゃわぬようにいいいいいいいいいい!!!!!

     

     

     

    ぼく「解説のミスターチル奴隷さん、勝因は何だったのでしょうか?」

     

    ミスターチル奴隷「好みです。

     

    ぼく「はい?」

     

    ミスターチル奴隷「好みです。」 

     

    ぼく「あれ?これ準決勝の時と同じ返答…だから勝因を…」

     

    ミスターチル奴隷「好みです。」 

     

    ぼく「お前絶対もう決勝の2フレーズのことしか頭にないだろ。」 

     

    ミスターチル奴隷「そのとおり☆」 

     

    ぼく「●ね」

     

     

     

     

     

     

     

     

    ということで、栄えある3位は「新しい靴を履いた日はそれだけで世界が違って見えた(足音~Be Strong)」でした!

     

     

     

     

     

    そしていよいよ決勝戦のはじまりです。

     

     

     

     

    <決勝トーナメント(冒頭編) 優勝フレーズ>

     

    ★隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう(fantasy)

    VS

    ★評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ(終末のコンフィデンスソング) 

     

     

     

    ぼく「解説であり審査員でもあるミスターチル奴隷さん、優勝はどちらでしょうか。」

     

    ミスターチル奴隷「非常に悩みました。Mr.Childrenという偉大なアーティストの冒頭フレーズを集めた今大会でしたが、やはり1フレーズのみで良し悪しを決めるのはおこがましいことなのではないかとも思ったり。」

     

    ぼく「ええ。」

     

    ミスターチル奴隷「時には、サビやメロディーに引っ張られそうになったこともありました。このフレーズは2番のこの部分で活きてくるんだとか、大サビにつながる大切な導入フレーズなんだとか。」

     

    ぼく「はい。」

     

    ミスターチル奴隷「それでも、悩みに悩んだ挙げ句、そもそも"音楽に勝敗はない"という彼らの考え方に共感する中で、自然と答えは出たのです。」

     

    ぼく 「ええ。」

     

    ミスターチル奴隷「優勝は……

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    "評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ"(終末のコンフィデンスソング)

     

     

     

     

    です!!!!」

     

     

     

     

     

    ぼく「ええええええええええええええええええええええ!?!?!?!?!?」

     

    ぼく「マジか。何だかんだで結局fantasy来ると思っていたよ!?」

     

    ぼく「えっ、結局なんでなの?」

     

    ミスターチル奴隷「本当に悩んだんですよ。でも、今回は良い意味でMr.Childrenらしいフレーズにスポットを当てたいと思ったのです。」

     

    ぼく「というと?」

     

    ミスターチル奴隷「以前、ベスト4を決める戦いでOverの"何も語らない君の瞳の奥に愛を探しても"と激戦を繰り広げましたよね。」

     

    ぼく「うん。」


    ミスターチル奴隷「その時に、私は"奥行きの勝利"と言いました。」

     

     

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    ※前々回の記事より

     

    ミスターチル奴隷「これも完全に好みなのですが、奥行きの勝利ではないでしょうか。」

     

    ミスターチル奴隷「終末のコンフィデンスソングの冒頭フレーズが持つ奥行きはなかなか深いと思うんですよ。"評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ"って、正解がないじゃないですか。そして、きっと100人に聞けばそれぞれが別の回答をすると思うんです。」

     

    ミスターチル奴隷「"桜井さんもこんなこと思うんだ"にとどまらず、"誰が何と言おうと、自分の意見を持って良いんだ"、"自分が良いと思ったものを良いと言っていい自由があるんだ"、と思わせてくれますよね。そして、タガタメのように特定の作品を指していたかどうかはこのワンフレーズからはわかりませんよね。それが逆に良かったなぁと。リスナーに当たる自由度の高さというか、奥行きの深さというか。"インパクトこそないけど"というフレーズがまた絶妙だと思います。」

    ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

     

    ぼく「ああ、何か適当なこと言っていましたね。しかし、奥行きという意味では"fantasy"も同様なんじゃないですか?」

     

    ミスターチル奴隷「うーん、そうかもしれませんね。前々回の"HERO"との比較でも、疑似体験の勝利について語らせていただきました。これはつまり、奥行きがあるからこそできる体験だと思います。」

     

    ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

    ※前々回の記事より

     

    ミスターチル奴隷「そしてfantasyに関しては、そもそもの前提として、歌詞というものはどれだけ自分なりに良い形で消化できるかなんじゃないか、という話をしました。冒頭フレーズを聴いた時、夜の薄暗いバーやレストランで、桜井さんに耳元でこのフレーズを囁かれる妄想をした人もいるんじゃないかという話です。たったワンフレーズで、あたかも自分が当事者であるかのような疑似体験ができるからこそfantasyは素晴らしいと。」

     

    ミスターチル奴隷「うーん、これは本当に僅差だったと思うのですが、やはりギャップの勝利じゃないでしょうか。HEROの冒頭フレーズの続きを知りたいという欲求はあるのですが、fantasy(=想像、空想、幻想の意)というタイトルでありながら、どこか現実感のある冒頭フレーズとのギャップがおもしろかったのかもしれません。」

    ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

     

    ぼく「ああ、また何か適当なこと言っていたね。でも、奥行きがあるからこそfantasyに軍配が上がるもんなんじゃないの?結局終末~の勝因は何だったの?」

     

    ミスターチル奴隷「……」

     

    ぼく「??」

     

    ミスターチル奴隷「うーん。結局のところ、私にとってMr.Childrenというアーティストがどのような存在なのかを改めて考えてみたのです。」

     

    ぼく「うん。」

     

    ミスターチル奴隷「考えてみた結果、私にとってMr.Childrenは、"衣服"のようなものなのです。」

     

    ぼく「はぁ?頭おかしいの?」

     

    ミスターチル奴隷「私が裸族にでもならない限り、あるいはあらゆる素材のアレルギーにでもならない限り、今後生涯を通じて日常生活で服を着続けるでしょう。今はスーツを着ることがほとんどですが、その日の、その時の気分や境遇によって、身に纏う衣類を変えるのが人というものだと思います。」

     

    ぼく「はぁ?頭おかしいの?(2回目)」

     

    ミスターチル奴隷「そしてその衣服のような存在が、私にとってのMr.Childrenだったのです。Mr.Childrenを本格的に好きになったのは、今からおよそ16年前でしたが、その時から現在まで、私はMr.Childrenの楽曲を身に纏い続けてきました。嬉しい時、楽しい時、悲しい時、苦しい時、辛い時、悔しい時、プレッシャーと戦っている時、幸せに満ちている時、誰かに恋い焦がれている時…いつ、どんな場所でも、誰と過ごしていても、自分自身の感情や境遇とリンクするような楽曲に救われてきたのです。」

     

    ぼく「う、うん…(あんた年の割に恋愛らしい恋愛経験全然ないだろ…)」

     

    ミスターチル奴隷「やめろ!今は関係ないだろ!!…と、とにかく、一言で言えば私にとって絶対に欠かせないものであり、私の日常に彩りを加える大切な存在なんです。」

     

    ぼく「ええ…(何で心の声聞こえたんだろう…)」

     

    ミスターチル奴隷「私の人生に深く、そして大いに影響を与えてくれたMr.Childrenですが、こと"終末のコンフィデンスソング"の一節に関しては、日常に彩りを加えるMr.Childrenらしさが詰まっていると思うんです。"評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ"という、誰しも一度は体験したことがありそうな感覚が述べられている冒頭フレーズ。これこそがミスチルの、Mr.Children最大の強さだと思うのです。

     

    ぼく「長い!簡潔に!」

     

    ミスターチル奴隷「私は先程、日常に彩りを加える大切な存在と言いましたが、このクソブログを書いている間に気持ちの変化がありました。つまりは、正確に言うとMr.Children私たちの日常そのものだと思うのです。」

     

    ぼく「……!!」

     

    ミスターチル奴隷「素晴らしいアーティストは沢山いらっしゃいますが、これほど私たちの日常とリンクしており、その中でもこれほどありふれた日常を一言で表した楽曲は他にはなかったのではないでしょうか。」

     

    ぼく「で、でも、それならもっと…"目の前を横切ろうとするその老人の背中はひどく曲がっていて"(横断歩道を渡る人たち)とか、"口がすべって君を怒らせた"(口がすべって)とか…僕たちの日常を描いたフレーズは他にも沢山あるじゃないか!」

     

    ミスターチル奴隷「そのとおりです。しかし、その他にこの楽曲のこのフレーズが優れていると感じた理由は、以前も説明しましたよね。」

     

    ぼく「……」

     

    ミスターチル奴隷「そもそも勝敗なんてない。でも、この終末のコンフィデンスソングのフレーズは、この醜くも美しい世界の中で生きる私たちのありふれた日常を切り取った、素敵なフレーズなんじゃないかと、私はそう思ったのです。」

     

    ぼく「そういう考え方もあるわけだね!チル奴隷、おつかれさま!」

     

     

     

     

     

    【第1回Mr.Childrenヤバい歌詞選手権・最終結果】 

     

    ★優勝

    評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ(終末のコンフィデンスソング)

     

    ★準優勝

    隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう(fantasy)

     

    ★3位

    新しい靴を履いた日はそれだけで世界が違って見えた(足音~Be Strong)

     

    ★4位

    優しさの死に化粧で笑ってるように見せてる(himawari)

     

     

     

    ということで、今大会は終幕です!

    長い間お付き合いいただきありがとうございました!!

    ※本大会の結果はあくまで個人の意見に基づいたものです。悩んだ末に出た答えなら15点だとしても正しい精神でやっていますので、ご了承ください。

     

     

    ▼▼▼ つづきは第2回で!!!! ▼▼▼

     

    www.murakenblog.com

     

    第2回Mr.Childrenヤバい歌詞選手権・最終予選進出70フレーズ発表

     

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    こんばんは、ミスチルの虜ことミスターチル奴隷です。

     

    1ヶ月前に突如開催した【第1回Mr.Childrenヤバい歌詞選手権(冒頭フレーズ編)】ですが、予想を遥かに下回る反響があったので、決勝戦前に予告がてら【第2回】の宣伝をしたいと思います。

     

     ▼第1回の様子はこちら。

    www.murakenblog.com

     

     

    気になる第2回の内容は……こちら!!

     

     

     

     

    <第2回Mr.Childrenヤバい歌詞選手権>

     

     

     

     

     

    【サビフレーズ】部門!!!!

     

     

     

     

    今回も総合部門で1位を決めるのは至難の業なので、ミスチルの中でも特に心を揺さぶる(というか興味を引く)【サビフレーズ部門】でガチのNo.1を決めたいと思います。

     

    ただ、正直、冒頭フレーズよりも区切り方がかなり難しかったです。あと、1番と2番のサビが両方良かったり…非常に悩みましたが、楽しんで読んでいただけたらと思います!

    ※あくまで個人の意見です。みんな違ってみんないい。(by 金子みすゞ先生)

     

     

     

     

    ということで、200を超える楽曲の中から見事に地区大会を勝ち抜いた70のサビフレーズはこちら!!

     

    <最終予選進出フレーズ(サビフレーズ部門)70>

    ※()内は曲名。区切りはある程度。スペースは歌詞サイトのものと同様。

     

    1.そんな風に自分を甘やかすのでしょう 支持してくれるスポンサーに媚を売る「I」 挙げ句には「死にたい」とか言い出すんでしょう!? 思いどおりいかないときの一発芸 どう?(I)

    2.人生だってあなたがいなくちゃ味気ない 今頃になって気付いた訳では決してない もしも望むのなら 土下座でもなんでもするから 笑って許して(I’m sorry)

    3.腑甲斐無い自分に 銃口を突き付けろ 当たり障り無い 道を選ぶくらいなら 全部放り出して コンプレックスさえもいわばモチベーション 人生はいつもQ&Aだ 永遠に続いてく禅問答 そしていつの日か僕もdead I'll be back(I'LL BE)

    4.今という時代は 言うほど悪くはない また一歩 次の一歩 靴紐を結び直して 喜びを分かち合い 弱さを補い合い 大切な誰かと歩いていけるなら(足音~Be Strong)

    5.ごめんねって言葉 君は聞き飽きてるんじゃないかなぁ? どんな風に言えば 優しい君は戻ってくるかなぁ? よく出かけた公園をバスは今通過中 いつかの君が横切る(Another Story)

    6.「愛は消えたりしない 愛に勝るもんはない」なんて流行歌の戦略か? そんじゃ何信じりゃいい? 「明日へ向かえ」なんていい気なもんだ 混乱した愛情故に友情に戻れない 男女問題はいつも面倒だ そして恋は途切れた 一切合切飲み込んで未来へと進め(ありふれたLove Story~男女問題はいつも面倒だ~)

    7.傷つけ合う為じゃなく 僕らは出会ったって言い切れるかなぁ? 今 分かる答えはひとつ ただひとつ I love you  and I love you  and I love you(and I love you)

    8.忘れないで君のことを僕は必要としていて 同じようにそれ以上に想ってる人もいる あなどらないで僕らにはまだやれることがある 手遅れじゃない まだ間に合うさ この世界は今日も美しい そうだ美しい(It's a wonderful world)

    9.いつの日も この胸に 流れてるメロディー 切なくて 優しくて 心が痛いよ 陽のあたる坂道を昇る その前に また何処かで 会えるといいな イノセント ワールド(innocent world)

    10.さようなら さようなら さようなら 憧れを踏みつける自分の弱さに 悲しみが 寂しさが 時々こぼれても 涙の軌道は綺麗な川に変わる そこに 笹舟のような 祈りを浮かべればいい(祈り~涙の軌道)

    11.イミテーションの木の下を 少年が飛び跳ねている それを見た誰かの顔がほころぶ 情熱も夢も持たない張りぼての命だとしても こんなふうに誰かをそっと癒せるなら(イミテーションの木)

    12.揺れ動く心の狭間で 一筋の光に 手をかざすけど 時代はいつでも急ぎ足で 生きて行くことの意味は 争い合う事に いつかすり変わってく(Image)

    13.僕のした単純作業が この世界を回り回って まだ出会ったこともない人の笑い声を作ってゆく そんな些細な生き甲斐が 日常に彩りを加える モノクロの僕の毎日に 少ないけど 赤 黄色 緑(彩り)

    14.今ここにいる自分をきっと誰もが信じてたいのさ 過ぎた日々に別れ告げて君は歩き出す 何が起きても変じゃないそんな時代さ覚悟はできてる よろこびに触れたくて明日へ 僕を走らせてくれ 僕の中にある「es」(【es】~Theme of es~)

    15.今 僕のいる場所が 望んだものと違っても 悪くはない きっと答えは一つじゃない 「愛してる」と君が言う 口先だけだとしても たまらなく嬉しくなるから それもまた僕にとって真実(Any)

    16.横断歩道を渡る人たち 僕は信号が変わるのを待っている 昨日の僕が 明日の僕が 今 目の前を通り過ぎていく(横断歩道を渡る人たち)

    17.難しく考え出すと 結局全てが嫌になって そっとそっと 逃げ出したくなるけど 高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな まだ限界だなんて認めちゃいないさ(終わりなき旅)

    18.いつか街で偶然出会っても 今以上に綺麗になってないで たぶん僕は忘れてしまうだろう その温もりを 愛しき人よ さよなら(Over)

    19.いつからか君は取り繕い 不覚にも僕は嘘を見破り よくあるフォーマットの上 片一方の踵で乗り上げてしまうんだ 誰かが禁断の実摘み取り 再び次の果実が実る 揺るぎのない決心に凍りつく顔 力のない瞳が映すのは僕という過去なんだ(渇いたkiss)

    20.君が好き 僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくたっていい 夜の淵 アパートの脇 くたびれた自販機で二つ 缶コーヒーを買って(君が好き)

    21.みっともないけど すべてが愛しいよ ふと夕暮れに孤独が爆発する 甘酸っぱいキャンディーが 僕の胸のポケットにあるんだ 君が食べておくれ(CANDY)

    22.果てしない旅路の果てに 『選ばれる者』とは誰? たとえ僕じゃなくたって それでもまた走っていく 走っていくよ 降り注ぐ日差しがあって だからこそ日陰もあって そのすべてが意味を持って 互いを讃えているのなら もうどんな場所にいても 光を感じれるよ(GIFT)

    23.誰もがみんな大事なものを抱きしめてる 人それぞれの価値観 幸せ 生き方がある 「他人の気持ちになって考えろ」と言われてはきたけど 想像を超えて 心は理解しがたいもの(口がすべって)

    24.さあ 手を繋いで 僕らの現在が途切れない様に その香り その身体 その全てで僕は生き返る 夢を摘むんで帰る畦道 立ち止まったまま そしてどんな場面も二人なら笑えますように(口笛)

    25.渋滞で 停車した このバスを飛び出して 靴ひもも気にせずに 全力で駆け出して 愛しくて 切なくて 君の色で 濁っている その部分が 今一番 好きな色 僕の色 あぁ 一秒でも早く君の待つ場所へ あぁ 一瞬でも早く君の待つ場所へ(靴ひも)

    26.君といれば他のどんなものも ささいな事に思えてくる 今までのキャリアもわかるけど ねぇ 何もかも委ねてくれないか 寂しげな街の灯が消える前に I wanna hold you again(クラスメイト)

    27.良かった事だけ思い出して やけに年老いた気持ちになる とはいえ暮らしの中で 今 動き出そうとしている 歯車のひとつにならなくてはなぁ 希望の数だけ失望は増える それでも明日に胸は震える 「どんな事が起こるんだろう?」 想像してみるんだよ(くるみ)

    28.エビバデ・クラップ・ユアー・ハンズ 有楽町で今夜ホステスさんと遊ぶよ でもこんな風にひどく蒸し暑い日は 思い出してしまうんだ 思い出したくないが 思い出してしまうんだ(こんな風にひどく蒸し暑い日)

    29.僅かだって明かりが心に灯るなら 大切にしなきゃ と僕らは誓った めぐり逢った すべてのものから送られるサイン もう 何ひとつ見逃さない そうやって暮らしてゆこう(Sign)

    30.砂漠の街に住んでても 君がそこにいさえすれば きっと渇きなど忘れて暮らせる そんなこと考えてたら 遠い空の綿菓子が ふわっと僕らの街に 剥がれて落ちた(365日)

    31.もう何も 望みはしないけど 最近はちょっぴり解りかけてるんだ 愛し方って もっと自由なもんだよ 君もいつしかその事に気付くのだろう じゃあ その日まで さよなら幸せのCategory(幸せのカテゴリー)

    32.「幸せ」はいつだって 抱きしめたとたんにピントがぼやけてしまうから そうなる少し前でしっかり見続けよう なんて、できるのかなぁ?(少年)

    33.ダーリンダーリン いろんな角度から君を見てきた 共に生きれない日が来たって どうせ愛してしまうと思うんだ ダーリンダーリン Oh My darling 狂おしく 鮮明に 僕の記憶を埋めつくす ダーリンダーリン(しるし)

    34.恋なんて言わばエゴとエゴのシーソーゲーム いつだって君は曖昧なリアクションさ 友人の評価はイマイチでもShe So Cute 順番を待ってたんじゃつらい 勇敢な恋の歌(シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~)

    35.時の流れは速く もう三十なのだけれど あぁ僕に何が残せると言うのだろう 変わっていったモノと 今だ変わらぬモノが あぁ 良くも悪くもいっぱいあるけれど(1999年、夏、沖縄)

    36.イライラして過ごしてんなら愛を補充 君へと向かう恋の炎(ひ)が燃ゆる 当り散らしは言わずもがなのタブー 総てはそう 僕の捕らえ方次第だ(CENTER OF UNIVERSE)

    37.でも何度でも 何度でも 僕は生まれ変わって行く そしていつか君と見た夢の続きを 暗闇から僕を呼ぶ 明日の声に耳を澄ませる そうだ心に架けた虹がある(蘇生)

    38.子供らを被害者に 加害者にもせずに この街で暮らすため まず何をすべきだろう? でももしも被害者に 加害者になったとき 出来ることと言えば 涙を流し 瞼を腫らし 祈るほかにないのか?(タガタメ)

    39.恋に身を投げるロミオ 美談にならない時代だ よって僕もまた旅人 言い訳せずに実行せよ 正当化せず答えを探そう ありがとう こんな僕に付き合ってくれて(旅人)

    40.キスしながら唾を吐いて 舐めるつもりが噛みついて 着せたつもりが引き裂いて また愛 求める ひとつにならなくていいよ 認め合えばそれでいいよ それだけが僕らの前の 暗闇を 優しく 散らして 光を 降らして 与えてくれる(掌)

    41.あのね この愛 ふと思ったの "幸せ"ってつまり何なのよ 結婚であったり 恋が女の 全てじゃないにしても 心にポッカリ空いたまんまの 穴を何が埋めてくれるの 嬉しいよな 悲しいよな 時には涙 モデル(デルモ)

    42.描いた夢 それを追い続けたって 所詮 たどり着けるのはひとにぎりの人だけだと知ってる 「それならば何のために頑張ってる?」とか言いながら分かってる この街に大切な人がいる(東京)

    43.どんな場面でも 僕の絵には必ず君が描かれていて 目を閉じたまま深呼吸してみれば分かる 君はいつも 僕のノートに(Drawing)

    44.夏が終わる ただそれだけのこと なのに何かを失ったような気がした 普通の日々に引き戻されることが たまらなく寂しく思えた(夏が終わる~夏の日のオマージュ~)

    45.愛はきっと奪うでも与えるでもなくて 気が付けばそこにある物 街の風に吹かれて唄いながら 妙なプライドは捨ててしまえばいい そこからはじまるさ(名もなき詩)

    46.張り付けの刑になったって 明日に向かっていきてくんだって ただじゃ転びやしませんぜって 非常事態ってやつも歓迎です ニシエヒガシエ(ニシエヒガシエ)

    47.誰も皆 問題を抱えている だけど素敵な明日を願っている 臆病風に吹かれて 波風がたった世界を どれだけ愛することができるだろう?もう一回 もう一回 もう一回 もう一回(HANABI)

    48.繋いでいたその手が離れてしまっても 見失わぬように君のそばにいるよ 希望を胸に吸い込んだら また君と泳いでいこう here comes may love  here comes my love  いつかきっと 僕ら辿り着けるよね(here comes my love)

    49.空に架かる虹を今日も信じ 歩き続けよう 優しすぎる嘘で涙を拭いたら 虹はほらそこに 過去は消えず 未来は読めず 不安が付きまとう だけど明日を変えていくんなら今 今だけがここにある きっと 虹はもうここにある(ヒカリノアトリエ)

    50.狼の血筋じゃないから いっそ羊の声で吠える 「馬鹿みたい」と笑う君に気付かぬ振りしながら(羊、吠える)

    51.喧嘩しても 仲直りして そうやって深まってけばいい 幸せなんか そこら中いっぱい落ちてるから 欲張らずに拾っていこう(ひびき)

    52.ずっとヒーローでありたい ただ一人 君にとっての ちっとも謎めいてないし 今更もう秘密はない でもヒーローになりたい ただ一人 君にとっての つまずいたり 転んだりするようなら そっと手を差し伸べるよ(HERO)

    53.恥じらいがあった昨日より さらけ出した今日の方がより 多少黄ばんで見えたりしてるけど 愛しさは増えるよ 何したって構わないから 君の好きなようにしとくれよ 明日も僕の夢を壊してよ(Pink~奇妙な夢)

    54.仮想敵見つけ そいつと戦ってた 誰も相手になんかしてないのに 例え敵でも 嫌いな奴でも ひとりより まだマシだった 孤独がいちばんの敵だった(FIGHT CLUB)

    55.きっと ウルトラマンのそれのように 君の背中にもファスナーが付いていて 僕の手の届かない闇の中で 違う顔を誰かに見せているんだろう そんなの知っている(ファスナー)

    56.ともすれば ともすれば 人は自分をどうにだって変えていけんだよ そういえば そういえば 「君の好きな僕」を演じるのは もう演技じゃないから(Forever)

    57.自分に嘘をつくのが だんだん上手くなってゆく 流れ行く時代に しがみつく僕を 笑い飛ばしてよ(Prism)

    58.誰より愛しく 誰より憎い こんな気持ちは知らなかった けれどYOU 君に会って以来 全てが少しずつ 変わっちゃってんだ 盲目ゆえに 見えるものもある 手探りのドタバタ劇 そういつだって I lost in you(Heavenly kiss)

    59.目を瞑っても消えない光 夜空に託した祈り 今日もどこかで光ってる 誰の目にも触れない場所で 悪いとこばっかり見付けないで 僕ら一緒に探そう ずっと 優しく淡く弧を描いて 夜を撫でてく「箒星」 光り続ける「箒星」(箒星)

    60.チューインガムの味のように 消えてなくなったりしないでよ 甘い想いはまだ膨らんでる 注意深く そして優しく 君の感触を噛み締めよう everything is a taste of you(Marshmallow day)

    61.僕は昇りまた落ちてゆく 愛に似た金を握って どうせ逆らえぬ人を殴った 天使の様な素振りで 毒蜘蛛も犬も乳飲み子も共存すべきだよと言って 偽らざる人がいるはずないじゃん この現実に目を向けなさい(マシンガンをぶっ放せ)

    62.「いっそ飛べない鳥の羽根なんか もがれちまえばいい」 そう ぼやいてみたって未来は手を差し出しちゃくれない ここがどこだとしても まだ出口まで遠くても そのぬかるみを越え きっと辿り着く 胸の中の約束の場所へ(未完)

    63.いつかこの僕の目の前に横たわる 先の知れた未来を 変えてみせると この胸に刻みつけるよ 自分を信じたなら ほら未来が動き出す ヒッチハイクをしてる 僕を迎えに行こう(未来)

    64.人はなぜ幸せを闇雲に求めてしまうんだろう? 何より大事な物も守れずに(安らげる場所)

    65.何気なく笑い合えたな 会話なんてなくたって 忙しく過ごしてるかな? 風邪なんかひいていないかな?(やわらかい風)

    66.遥か彼方から飛来する未知の光が 僕らを包んで 迷いも苦しみもない世界へと誘う あのUFOが出てくる夢 僕の心の無重力の宇宙(そら)へ浮かべる 二人を 夢の中へ連れてっておくれ UFO来ないかなぁ(UFO)

    67.ヨーイドンの合図 待たずして僕ら大人になっていくよ どこに向かっているのかなんて分かんない でも飛び出していくよ 転がりだしていくよ(ヨーイドン)

    68.なにげなく なんとなく 他の誰かに君を染められるのが気にかかる かなりカンの鋭い僕の彼女を 怒らせるのもなにか違ってる 燃えるような恋じゃなく ときめきでもない でも いつまでも君だけの特別でいたい(LOVE)

    69.「もう疲れた誰か助けてよ!」 そんな合図出したって 誰も観ていない ましてタイムを告げる笛は鳴らねぇ なら 息絶えるまで駆けてみよう 恥をまき散らして 胸に纏う玉虫色の衣装をはためかせていこう(ランニングハイ)

    70.「誰が指図するでもなく 僕らはどこへでも行ける そう どんな世界の果てへも 気ままに旅して廻って…」 暗闇に包まれた時 何度も言い聞かせてみる いま僕が放つ明かりが 君の足下を照らすよ 何にも縛られちゃいない だけど僕ら繋がっている どんな世界の果てへも この確かな思いを連れて(Worlds end)

     

     

     

     

     

    以上、70フレーズ!!!!!!!!!!

     

     

     

     

    ヤバい、23時くらいから書き始めてもう1時30分近くに…

     

    これ、改めて感じたのですが、同じ曲の中で1番のサビ、2番のサビ、大サビが競合するケースの方が圧倒的に多いです。

     

    あとは、どうしてもメロディーありきで考えてしまう傾向があるので、フラットにメロディーは考えず、歌詞だけでピックアップしました。 

      

     

     

    この戦いは第1回の決勝が終わってから随時開催していきたいと思います!

     

     

    またいつか!!

     

    イケメンにありがちな憎たらしい趣味を凌駕する最高にかっこいい趣味見つけた。

     

    イケメンは趣味もかっこいいという持論があって。

     

     

    たまにね、お前はマイケル・ジャクソンというほどかっこいい趣味を持っているメンズがいるんですよ。で、そういうメンズの85%がイケメンのモデルとかだったりするのね。イメージ湧かないと思うから、とりあえず具体例を挙げて一つ一つ糾弾していくね。

     

     

    ★イケメンにありがちな憎たらしい趣味

    ①「趣味:スポーツ全般」

     

    なんだよ「スポーツ全般」って。魚介類全般みたいな言い方するなよ。あのね、運動神経が存在しない立場から言わせてもらうと、「全般」ってワードは本当に憎たらしいものなの。こっち界隈の人が書くとすれば、ものすごく見栄を張って「ランニング」がギリだからね。ふざけやがって。

     

     

    ★イケメンにありがちな憎たらしい趣味

    ②「趣味:人間観察」

     

    かましいわ。何が人間観察だよ。お前の浅い洞察力で見えるものはせいぜい顔面にあるホクロの数くらいだわ。本当に人間観察が趣味なら毎日100人観察して100人分の行動分析レポート提出してくれよ。それでこそ趣味だからね。話はそれからだ。

     

     

    ★イケメンにありがちな憎たらしい趣味

    ③「趣味:インテリア」

     

    出たよインテリア。インスタに部屋の写真UPするたびにいいね1000個くらいもらえる選ばれし1軍ボーイズの趣味の一つインテリア。結局のところ対外的な趣味なんてもんはいかに効率的に女の子を部屋に呼ぶシステムを作れるかという話だからね。このタイプは大体ホームシアターも完備していて、最近だとリメンバー・ミーあたりのブルーレイディスクを誰でも気付く位置に立てかけているからね。女の子が全員「リメンバー・ミー」に食いつくと思っているからね。

     

     

    ★イケメンにありがちな憎たらしい趣味

    ④「趣味:天体観測」

     

    ウソつけ。昔実家で見た獅子座流星群あたりの記憶を手繰り寄せただろ。

     

     

    ★イケメンにありがちな憎たらしい趣味

    ⑤「趣味:ダイビング」

     

    ウソつけ。2年に1回行くか行かないかだろ。

     

     

    ★イケメンにありがちな憎たらしい趣味

    ⑥「趣味:グラスアクアリウム鑑賞」

     

    ウソつけ。だんだん餌やるの面倒になってきただろ。

     

     

     

     

     

    はぁーいかんわ。

    やっぱりこうやって仮想敵作らないと戦えないわ。

     

     

    そして今気づいたけど自分のブログプロフィールの趣味全然イケていないわ。

     

     

     

     

     ▼ブログプロフィール

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    「趣味:Mr.Children/マンガ/読書/食べ歩き」ってなんだよ。

    まず「Mr.Children」が趣味って意味わからないわ。なにグループの名称出して「ミスチルに関すること全部が趣味みたいなもの」感出しているんだよ。冒頭の「スポーツ全般」と同じだよ。あと「マンガ」と「読書」って若干被っているからね。そして「食べ歩き」ってなんだよ。大体ガッツリ座れるところしか行ったことないだろ。食べ歩きとか言いながら全然グルメコンテンツ発信できてないじゃねーか。何かもう全体的に中途半端だしかっこよくないわ。

     

     

     

     

    ということで、どんな内容を記載すればイケメンたち同様、最高にかっこいい趣味付きのプロフィールができるのかを検証してみた。

     

    ★現在の趣味(プロフィール)

     

    f:id:murakenekarum:20180813035821p:plain

     

     

    この「趣味」欄を変えるだけで俺もイケているメンズになれるはず…

     

     

     

    最高にかっこいい趣味:①テキサスホールデム

     

    f:id:murakenekarum:20180813040316p:plain

     

    そうそう、テキサスホールデム(ポーカー)。

    うーん。これはちょっと狙い過ぎ感があって逆にかっこよくないかな。実際、夜中までオンラインポーカーをしている日が多いんだけど、何かちょっと「俺、三度の飯よりポーカーが好きだから」みたいな主張が垣間見えて嫌だね。ということで却下!次!

     

     

     

    最高にかっこいい趣味:②M&A

     

    f:id:murakenekarum:20180813040710p:plain

     

    いや、これはかっこいいでしょう。趣味M&Aだよ?

    merger and acquisition(合併と買収)の略で企業の合併や買収の総称だよ?28歳でありながら企業買収を専門とするスーパーサラリーマン感あるよ?…んー、でも何か胡散臭いしそもそもM&Aの仕組みすらよくわからないからこれも却下かなぁ。次!!

     

     

     

    最高にかっこいい趣味:③ボランティア

     

    f:id:murakenekarum:20180813052640p:plain

     

    これは確かにかっこいいけど、このブログの記事を2~3つ読めばもう信じてもらえないだろ。これまで自分がどんなクソ記事を書いてきたか一応理解しているよ。

     

    <参考>

    ▼クソ記事① 

    www.murakenblog.com

    ▼クソ記事②

    www.murakenblog.com

     ▼クソ記事③

    www.murakenblog.com

     ▼クソ記事④

    www.murakenblog.com

      ▼クソ記事⑤

    www.murakenblog.com

      

     

     

    最高にかっこいい趣味:④ユーラシア大陸横断

     

    f:id:murakenekarum:20180813054020p:plain

     

    わぁ~~~~これはウザいなぁ!誰だよ!勝手に横断していろよ!あとユーラシア大陸って大体ロシアだろ!クラブツーリズムあたりで組まれているツアー企画なら2ヵ月もあれば終わる趣味だからね。あとブログの内容一切関係ねええええ。でも、実際こういう旅を趣味にするのはアリだと思うんだよね。「趣味:北海道旅行」とかピンポイントで好印象じゃないですか?うーん、何か辿り着けそうな気がする。最高にかっこいい趣味に……あっ、わかった!!

     

     

     

    最高にかっこいい趣味:⑤家族旅行

     

    f:id:murakenekarum:20180813055242p:plain

     

    わかったわ。これたぶん正解だわ。

    そう、「家族旅行」

    正直クソ平凡な趣味のように思えるけど、たった4文字でありながら、「家族で旅行に行く=家族と仲が良い=家族を大切にしている=思いやりがある=優しくて性格がいい」というところまで連想させることができる魔法の趣味である可能性が高い。

    これ正解だわ。

     

    無理にカタカナの趣味を探したり、小難しい趣味を見つけたりする必要なんて最初からなかったんだ。

     

     

     

    ということで、分析の結果、最高にかっこいい趣味は「家族旅行」に決定しました~~~~。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    …と言いつつ、最近できていないので潔く元の趣味に戻しますね…

     

     

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    おわり(なんだこのブログ)

     

    第1回Mr.Childrenヤバい歌詞選手権・決勝進出フレーズ発表

    まいど、ミスチル屋です。

     

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    【前回のあらすじ】

    ミスチルワールドカップの最終予選に参加した77の冒頭フレーズの中から見事に予選を勝ち抜いた32フレーズが決まったので8つのグループに分けて各グループの上位2フレーズをノックアウトステージに引き上げたよ。そして早くも1回戦が終わりベスト8が決まったよ。さらに2回戦も終わってベスト4が決まったよ。

     

     

     

    ということで、今回はベスト4同士の激突です。77フレーズから始まった戦いも、残り2フレーズに…まずはベスト4フレーズをおさらい!

     

    <決勝トーナメント通過フレーズ(冒頭編)ベスト4/赤太字>

    ※()内は曲名。区切りは基本1~2フレーズ。

      

    ★新しい靴を履いた日はそれだけで世界が違って見えた(足音~Be Strong)

    VS

    ★隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう(fantasy)

     

     

    ★評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ(終末のコンフィデンスソング) 

    VS

    ★優しさの死に化粧で笑ってるように見せてる(himawari)

     

     

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    今回はこの4フレーズの中からついに決勝に進出する2フレーズが決定!!

    最初の勝者は…

     

     

     

    <決勝トーナメント・決勝進出フレーズ(冒頭編)/赤太字>

    ※()内は曲名。区切りは基本1~2フレーズ。

     

     

    ■左側のブロック

     

    ★新しい靴を履いた日はそれだけで世界が違って見えた(足音~Be Strong)

    VS

    ★隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう(fantasy)

     

     

     

    おぁあーーっと!ついに新生Mr.Childrenの新たなる終わりなき旅を演出した「足音~Be Strong」が敗退!!解説のミスターチル奴隷も発売時547回は聴いたという名曲!なぜなんだあああああああああああああああああ!!!!!

     

    ぼく「解説のミスターチル奴隷さん、勝因は何だったのでしょうか?」

     

    ミスターチル奴隷「好みです。

     

    ぼく「はい?」

     

    ミスターチル奴隷「好みです。」 

     

    ぼく「は?いや、だから勝因を…」

     

    ミスターチル奴隷「好みです。」 

     

    ぼく「お前絶対面倒なだけだろ。」 

     

    ミスターチル奴隷「強いて言えば」 

     

    ぼく「ん?」

     

    ミスターチル奴隷「過去の話よりも、未来の話の方が、続きが気になるって感じかなぁ…」

     

    ぼく「……(何かムカつく)」

     

     

     

     

    ■右側のブロック

     

    ★評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ(終末のコンフィデンスソング) 

    VS

    ★優しさの死に化粧で笑ってるように見せてる(himawari)

     

     

      

    おぁあーーっと!!!!!!!!!!!

     

     

     

     

    おぁあーーっと!!!!!!!!!!!(割と衝撃)

     

     

     

     

    ぼく「チル奴隷、どうしてなの?」

     

    ミスターチル奴隷「そうですね。まぁ正直himawariはめっちゃいい曲でありめっちゃいいフレーズを兼ね備えているんですけどね。」

     

    ぼく「ええ。」

     

    ミスターチル奴隷「個人的に、この曲は少し不運だったと感じているんです。」

     

    ぼく「は?じゃなくて…どういうことでしょう?」

     

    ミスターチル奴隷「人気映画とのタイアップです。"君の膵臓をたべたい"という映画の主題歌として制作されたこの曲ですが、桜井さん自身もコメントしていたとおり、"物語の中にある苦しい程の美しさ、強さ、優しさ、残酷さを包み込みながらも、更に拡がりを持って押し出していける、そんな音を探してやっと辿り着いた曲"であることは間違いありません。だからこそ、himawariはこの原作がなければ生まれていなかったのです。」 

     

    ぼく「ふーん。それで何で不運なの?頭おかしいの?」

     

    ミスターチル奴隷「この物語との結びつきが強すぎることです。」

     

    ぼく「ほう。」

     

    ミスターチル奴隷「himawariは、物語によって紡ぎ出された名曲です。だからこそ、"君の膵臓をたべたい"という作品と切っても切れない関係なのです。故に、冒頭フレーズはこれまでその作品との結びつきの強さもプラスになっていたと言えるでしょう。しかし、ベスト4以降の戦いは、シンプルにフレーズ同士のぶつかり合いです。もしあの映画がなければ、この曲は生まれていなかった。あるいは、生まれていたかもしれませんが、別の形になっていたと思います。」

     

    ぼく「もう少しわかりやすく説明して~」

     

    ミスターチル奴隷「つまり…himawariはアルゼンチンなんですよ。」

     

    ぼく「アルゼンチン?頭おかしいの?」

     

    ミスターチル奴隷「アルゼンチンと言えばメッシ選手ですよね。神の子の。チームの中で絶対的な存在であるメッシ選手ですが、絶対的な影響力を持つからこそ、そこに縛られているアルゼンチンがいるのです。」

     

    ぼく「それとこれとは違う話だと思うけど…」

     

    ミスターチル奴隷「要は、himawariを最強の名曲にしたのは紛れもなく"君の膵臓をたべたい"なのですが、それ故に、原作に縛られているhimawariもいるのです。」 

     

    ぼく「そうかなぁ。」

     

    ミスターチル奴隷「誤解しないでほしいのですが、himawariはやはり名曲だと思います。ただ、最終的にはこの企画との相性と、相手が悪かったというだけなのです。」

     

    ぼく「はーい。」

     

     

     

     

     

    ★決勝進出フレーズ

     

     

    ★隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう(fantasy)

     

    ★評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ(終末のコンフィデンスソング) 

     

     

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    次回はいよいよ決勝戦!3位決定戦もやります!!

     

     

    第1回Mr.Childrenヤバい歌詞選手権・決勝トーナメントベスト4進出フレーズ発表

    まいど、ミスチル屋です。

     

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    【前回のあらすじ】

    ミスチルワールドカップの最終予選に参加した77の冒頭フレーズの中から見事に予選を勝ち抜いた32フレーズが決まったので8つのグループに分けて各グループの上位2フレーズをノックアウトステージに引き上げたよ。そして早くも1回戦が終わりベスト8が決まったよ。

     

     

     

    ということで、今回はベスト8同士の激突です。77フレーズから始まった戦いも、残り4フレーズに…まずはベスト8フレーズをおさらい!

     

    <決勝トーナメント通過フレーズ(冒頭編)ベスト8/赤太字>

    ※()内は曲名。区切りは基本1~2フレーズ。

      

    ★新しい靴を履いた日はそれだけで世界が違って見えた(足音~Be Strong)

    VS

    ★届いてくれるといいな(Sign)

     

    ★例えば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして(HERO)

    VS

    ★隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう(fantasy)

     

    ★何も語らない君の瞳の奥に愛を探しても(Over)

    VS

    ★評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ(終末のコンフィデンスソング) 

     

    ★優しさの死に化粧で笑ってるように見せてる(himawari)

    VS

    ★62円の値打ちしか無いの?僕のラブレター(my life)

     

    f:id:murakenekarum:20180715215537p:plain

     

     

     

    そして激闘開幕!!

    最初の勝者は…

     

     

     

    <決勝トーナメントベスト4進出フレーズ(冒頭編)/赤太字>

    ※()内は曲名。区切りは基本1~2フレーズ。

     

     

    ■左側のブロック

     

    ★新しい靴を履いた日はそれだけで世界が違って見えた(足音~Be Strong)

    VS

    ★届いてくれるといいな(Sign)

     

     

     

    おぁあーーっと!ここで女性からの圧倒的支持を誇る名曲「Sign」が敗退!!奏でた新芽のような音符(おもい)は届かなかったああああああああ!!!!!

     

    ぼく「解説のミスターチル奴隷さん、勝因は何だったのでしょうか?」

     

    ミスターチル奴隷「そうですね、やはりオシャレは足元からと言いますからね。以前も言いましたが、私も新しい靴を履いた日はとても清々しい気持ちになるというか、歩きやすいですよね。この前もGUのサマーセールで勝った500円くらいの靴が非常に良くてですね。」

     

    ぼく「……」

     

     

     

     

    ★例えば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして(HERO)

    VS

    ★隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう(fantasy)

     

     

     

     

    おぁあーーっと!ここで好奇心の勝利という形でベスト8進出を果たした「HERO」が敗退!自らの命をもってファンタジーの世界を救うまさかのオウンゴール展開だあああああああ!!!!!!ヒーローが必ず勝つとは限らないことが証明されてしまったああああああ!!!!!

     

    ぼく「解説のミスターチル奴隷さん、勝因は何だったのでしょうか?」

     

    ミスターチル奴隷「そうですね。私は前回、HEROの冒頭フレーズが含む情報量について話しましたね。"例えば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして"という情報から推測できる事実は、あくまで空想。我々の馴染みのない、空想でありながらもまだ見たことのない世界、思い描いたことのない世界だからこそ惹かれると。」

     

    ぼく「そうですね。」

     

    ミスターチル奴隷「そしてfantasyに関しては、そもそもの前提として、歌詞というものはどれだけ自分なりに良い形で消化できるかなんじゃないか、という話をしました。冒頭フレーズを聴いた時、夜の薄暗いバーやレストランで、桜井さんに耳元でこのフレーズを囁かれる妄想をした人もいるんじゃないかという話です。たったワンフレーズで、あたかも自分が当事者であるかのような疑似体験ができるからこそfantasyは素晴らしいと。」

     

    ぼく「そうですか。で、なぜfantasyに軍配が上がったんですか?」

     

    ミスターチル奴隷「うーん、これは本当に僅差だったと思うのですが、やはりギャップの勝利じゃないでしょうか。HEROの冒頭フレーズの続きを知りたいという欲求はあるのですが、fantasy(=想像、空想、幻想の意)というタイトルでありながら、どこか現実感のある冒頭フレーズとのギャップがおもしろかったのかもしれません。」 

     

    ぼく「ふーん。」

     

     

     

    そしてベスト4を決める戦いは後半戦へ!

    後半戦の勝者は…

     

     

     

    ■右側のブロック

     

    ★何も語らない君の瞳の奥に愛を探しても(Over)

    VS

    ★評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ(終末のコンフィデンスソング) 

     

     

     

    おぁあーーっと!Over敗退!サビのフレーズを歌う時に一部の女性から必ず反感を買ってしまうOver敗退!一部の女性陣の指摘なんか気になんないくらいインパクトもある名曲だったのに…!

     

    ぼく「解説ある?」

     

    ミスターチル奴隷「Overに関しては、冒頭のフレーズで既に2回フラれているという話をしましたね。"何も語らない"=語ってもらえない状態まで行き着いてしまったこと。"君の瞳の奥に愛を探しても"=もはや目を見れば彼女の気持ちが自分にないことに気づいてしまっていること、と。」

     

    ぼく「うん。」

     

    ミスターチル奴隷「そして終末のコンフィデンスソングに関しては、ワンフレーズでどれだけ勇気付けられたかが勝因と言いましたね。日本で2番目の売上を誇るMr.Childrenの天才ボーカルであるあの桜井さんも一人の人間だったんだと。」

     

    ぼく「それで?」

     

    ミスターチル奴隷「これも完全に好みなのですが、奥行きの勝利ではないでしょうか。」

     

    ぼく「はぁ?早く説明しろよ。」

     

    ミスターチル奴隷「一見奥行きがありそうなのはOverですよね。歌詞にって入っているくらいですし。」

     

    ぼく「はぁ?早く続けろよ。」

     

    ミスターチル奴隷「でも、個人的には終末のコンフィデンスソングの冒頭フレーズが持つ奥行きはなかなか深いと思うんですよ。"評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ"って、正解がないじゃないですか。そして、きっと100人に聞けばそれぞれが別の回答をすると思うんです。

     

    ぼく「はぁ?」

     

    ミスターチル奴隷「"桜井さんもこんなこと思うんだ"にとどまらず、"誰が何と言おうと、自分の意見を持って良いんだ"、"自分が良いと思ったものを良いと言っていい自由があるんだ"、と思わせてくれますよね。そして、タガタメのように特定の作品を指していたかどうかはこのワンフレーズからはわかりませんよね。それが逆に良かったなぁと。リスナーに当たる自由度の高さというか、奥行きの深さというか。"インパクトこそないけど"というフレーズがまた絶妙だと思います。」

     

    ぼく「そうだね。」

     

     

     

     

    ★優しさの死に化粧で笑ってるように見せてる(himawari)

    VS

    ★62円の値打ちしか無いの?僕のラブレター(my life)

     

     

    おぁあーーっと!62円の値打ちしかなかったああああああああ!!

     

    ぼく「勝因は?」

     

     

    ミスターチル奴隷「これはそのまま、フレーズインパクの勝利ですね。"優しさの死に化粧"なんてフレーズ、きっと世界中探しても誰ひとり思い浮かばないですよね。"62円の値打ち"もかなりのパワーワードなのですが、いわゆる換金表現というのは他の分野でも比較的使われてきたと思うのです。優しさの死に化粧ってすごいですよ。替えがきかない表現だと思うんです。例えば、

     

    メイクさん:今日どんな感じにしましょうか?(^o^)

    ミスターチル奴隷:あ、じゃあ優しさの死に化粧でお願いします~~(^o^)

    メイクさん:あ、わかりました~~(^o^)

     

    とはならないですよね。」

     

    ぼく「はぁ?」

     

    ミスターチル奴隷「うるさい!himawariめっちゃ好きなんだよ!!歌詞もメロディーも最高なんだよ!!!!もうこの企画ちょっと長引かせすぎたと思って反省しているんだよ!ワールドカップも終わったのに!!」

     

    ぼく「(ダメだコイツ…早く何とかしないと……)」

     

     

     

    ★ベスト4進出フレーズ

     

    ★新しい靴を履いた日はそれだけで世界が違って見えた(足音~Be Strong)

     

    ★隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう(fantasy)

     

    ★評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ(終末のコンフィデンスソング) 

     

    ★優しさの死に化粧で笑ってるように見せてる(himawari)

     

     

    f:id:murakenekarum:20180728233833p:plain

     

     

    次回はいよいよ4強同士の激突へ!!

     

     

    Flashタイピングゲーム「寿司打」をやってみたら予想以上にハマった話。

    会社で推奨されているタイピングゲームを久しぶりにやってみた。

    その名も「寿司打」

     

    Flashタイピング 【寿司打 - SushiDA -】

     

    ★寿司打とは……(下記)

    「寿司打」はローマ字入力用のタイピング練習ゲームです。
    お皿が流れてしまう前に画面の文字をタイプして、どれだけモトを取れるか(= たくさん食べられるか)を競います。

    無料&ブラウザで遊べますので、ちょっとした休み時間の練習や暇つぶしにどうぞ。表示されるローマ字以外でもお好みの打ち方でタイピングいただけます。
    (例:「  」の打ち方→「 si 」でも「 shi 」でも「 ci 」でも可)

     

     

    要は流れてくる言葉をタイピングすることで寿司が食べられるみたいなアレです。 

     

    f:id:murakenekarum:20180715233503p:plain

     

    このゲーム、近隣の迷惑にならないようにわざわざ「静かにPlay」というモードまで兼ね備えていて有能。おそらく絶対に使わないだろう。

     

    f:id:murakenekarum:20180715233527p:plain

     

    いざスタート!!

     

    f:id:murakenekarum:20180715233545p:plain

     

    難易度は「練習」「普通」「正確重視」「速度必須」「一発勝負」の5つ。

    難易度なのかこれ。

     

    そしてコースは「お手軽3000円コース」「お勧め5000円コース」「高級10000円コース」の3つ。

    当然「高級10000円コース」を選択。

     

    f:id:murakenekarum:20180715233600p:plain

     

    どうやら上のコースに行くに従って、タイピングするワードの文字量が多い模様。

    ※ジェットコースターはまだ短い方で、「隣の客はよく柿食う客だ」とか、意外と打つと長くなる早口言葉などが出てきたりもした。

     

     

     

     

    そして結果は……

     

     

     

     

    f:id:murakenekarum:20180715232355j:plain

     

    じゃじゃん!

    10000円コースを頼んで、15540円分のお寿司をゲット!

    正しく打ったキーの数:788回

    平均キータイプ数:5.2回/秒

    ミスタイプ数:15回

     

     

    わーい。(棒)

     

    10000円コースはマジでお題の日本語が謎すぎることも多いですが、タイピングが早くなりたい人にはオススメです。

     

    これからも不定期でやりますかねー。

     

     

    おわり

     

    第1回Mr.Childrenヤバい歌詞選手権・決勝トーナメント1回戦突破8フレーズ発表

    まいど、ミスチル屋です。

     

    f:id:murakenekarum:20180712000331p:plain

     

    前々回、前回からのつづきです。

     

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    【前回のあらすじ】

    ミスチルワールドカップの最終予選に参加した77の冒頭フレーズの中から見事に予選を勝ち抜いた32フレーズが決まったので8つのグループに分けて各グループの上位2フレーズをノックアウトステージに引き上げた。

     

     

     

    ということで、今回は決勝トーナメント1回戦を突破する8フレーズが決まります。

    いわゆるベスト8ですね。わー楽しみー。

     

    それではここでおさらいを。

    各グループを突破したベスト16フレーズ&決勝トーナメント1回戦の組み合わせがこちら!

     

    <決勝トーナメント進出フレーズ(冒頭編)16/赤太字>

    ※()内は曲名。区切りは基本1~2フレーズ。

     

    ■左側のブロック

    新しい靴を履いた日はそれだけで世界が違って見えた(足音~Be Strong)

    VS

    目の前を横切ろうとするその老人の背中はひどく曲がっていて(横断歩道を渡る人たち)

     

    届いてくれるといいな(Sign)

    VS

    今僕を取りまいてる世界はこれでいて素晴らしい(CENTER OF UNIVERSE)

     

    ディカプリオの出世作ならさっき僕が録画しておいたから(タガタメ)

    VS

    例えば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして(HERO)

     

    隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう(fantasy)

    VS

    あのニュースキャスターが人類を代弁して喋る(マシンガンをぶっ放せ)

     

     

    ■右側のブロック

    最終のバスにはまだ間に合うかなぁ(Another Story) 

    VS

    何も語らない君の瞳の奥に愛を探しても(Over)

     

    最初からこうなることが決まっていたみたいに(しるし)

    VS

    評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ(終末のコンフィデンスソング) 

     

    優しさの死に化粧で笑ってるように見せてる(himawari)

    VS

    僕はつい見えもしないものに頼って逃げる(NOT FOUND)

     

    62円の値打ちしか無いの?僕のラブレター(my life)

    VS

    昨日君が自分から下ろしたスカートのファスナー(ファスナー)

     

     トーナメント表はこちら。(相変わらず見づらいw)

     

    f:id:murakenekarum:20180713010637p:plain

     

     

     

    さぁ、いよいよベスト8を決める戦いが始まりました。

    決勝トーナメント1回戦の勝者は……こちら!! (勝者は★の太文字)

     

     

    ■左側のブロック

    ★新しい靴を履いた日はそれだけで世界が違って見えた(足音~Be Strong)

    VS

    目の前を横切ろうとするその老人の背中はひどく曲がっていて(横断歩道を渡る人たち)

     

     

    おぁあーーっと!組み合わせさえ異なればベスト4までは確実であった可能性も囁かれていた両フレーズの戦いは、脱コバタケを果たした新生Mr.Childrenの再出発ソングであり、まさに現代版終わりなき旅とも言える「足音~Be Strong」に軍配が上がった!

     

    ぼく「解説のミスターチル奴隷さん、勝因は何だったのでしょうか?」

     

    ミスターチル奴隷「そうですね、オシャレは足元からと言いますからね。実は私も新しい靴を履いた日はとても清々しい気持ちになるというか、歩きやすいですよね。」

     

    ぼく「……」

     

     

     

     

    さて、次の組み合わせの勝者は…

     

     

     

     

    ★届いてくれるといいな(Sign)

    VS

    今僕を取りまいてる世界はこれでいて素晴らしい(CENTER OF UNIVERSE)

     

     

    おあぁーっと!女性人気も高い「Sign」がベスト8に進出だ!

    ありふれた時間が愛しく思えたらそれは愛の仕業と小さく笑ったあああああ!!!(?)

     

    ぼく「解説のミスターチル奴隷さん、勝因は何だったのでしょうか?」

     

    ミスターチル奴隷「そうですね、どこか達観しているような雰囲気の中で断定から入るCENTER OF UNIVERSEに対して、あくまで自身の願望をそれとなく漏らすところから始まるSignのワンフレーズは非常に興味をそそりますよね。人間不思議なもので、はっきりと断定された方がインパクトはあるのですが、どこか含みのある言い方をされた方が、後に響くというか、記憶に残るというか。あれやこれやと考えてしまうんですよね。だからこそ、一つの世界がどう素晴らしいのかよりも、いつまでに誰に何を届けたいのか、それは有形物なのか、あるいは無形物なのか、そもそもなぜ届けたいのか、届けなければならないのか、逆に届けなくてもいいのか、どうやって届けるのか…など、不確定要素が多すぎるんです。だから、良い。」

     

    ぼく「お、おう…(急にスイッチ入ったな)……ということは、結局不確定要素が強いフレーズが有利ということですか?」

     

    ミスターチル奴隷「それは好みの問題ですね。結局はフレーズそのものの、素材そのものの強さなんだと思います。」

     

    ぼく「なるほど。」

     

     

     

    そして注目の第3戦は……

     

     

     

    ディカプリオの出世作ならさっき僕が録画しておいたから(タガタメ)

    VS

    ★例えば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして(HERO)

     

     

    おあぁーっと!ここでディカプリオがまさかの敗退!録画されていた映像に残っていたのは氷山によって半壊したタイタニック号の悲しき姿!

     

    ぼく「チル奴隷さん、ズバリ勝因は?」

     

    ミスターチル奴隷「これはやはり、好奇心の勝利でしょうね。両曲とも、このフレーズだけでは次の展開を正確に予想できません。タガタメは"ディカプリオの出世作ならさっき僕が録画しておいたから"の後に、"もう少し話をしよう 眠ってしまうにはまだ早いだろう"と続くんです。とてもロマンチックですよね。一方で、HEROは"例えば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして"の後にどんなフレーズが続くと思いますか?」

     

    ぼく「?何でしょうか…?」

     

    ミスターチル奴隷「"僕は誰かが名乗り出るのを待っているだけの男だ"です。こちらも素敵でしょう?」

     

    ぼく「確かに、素敵ですね。とても共感を覚えます。」 

     

    ミスターチル奴隷「そうですか。情けない男ですね。」

     

    ぼく「……」

     

    ミスターチル奴隷「先程私は、好奇心の勝利とお伝えしましたね。これは、要はどちらのフレーズがよりその先を知りたくなるかという勝負だったと思うんです。タガタメの場合、"ディカプリオの出世作"=タイタニック、"さっき僕が録画しておいた"=今は誰かと一緒にいる(おそらく自宅)ということがわかります。正直、最初はこのあと夜の営みでも始まるか、どこかへ出かけるのではないかと思いました。」

     

    ぼく「はぁ。」

     

    ミスターチル奴隷「一方で、HEROの場合、"例えば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして"という情報から推測できる事実は、あくまで空想であることのみです。つまり、これはありふれた日常と空想の対決でもあるんですね。」

     

    ぼく「はぁ。(長いなぁ…)」

     

    ミスターチル奴隷「だからこそ、私はある程度馴染みのある世界よりも、空想でありながらもまだ見たことのない世界、思い描いたことのない世界であるHEROのフレーズに惹かれたのではないかと思います。」

     

    ぼく「へー。」

     

    ミスターチル奴隷「ちなみに、両曲が収録されているアルバム"シフクノオト"ですが、収録順はタガタメ→HEROと続きます。そして、HEROには"駄目な映画を盛り上げるために簡単に命が捨てられていく"というフレーズがあるのをご存知ですか?これは偶然なのかもしれませんが、私はタガタメの冒頭フレーズを想起してしまいましたね。」

     

    ぼく「おお、そうきたか。」

     

     

     

    次!

     

     

     

    ★隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう(fantasy)

    VS

    あのニュースキャスターが人類を代弁して喋る(マシンガンをぶっ放せ)

     

     

    おあぁーっと!ここは下馬評通りfantasyがマシンガンをぶっ放せを下したあああ!!やはり想像を超えた猟奇殺人さえ今や日常ドキュメンタリーということなのかああああ!!

     

    ぼく「どうですか?」

     

    ミスターチル奴隷「これは普通に疑似体験の勝利ですね。」

     

    ぼく「はぁ?」

     

    ミスターチル奴隷「fantasyの冒頭フレーズを聴いた時、夜の薄暗いバーとかレストランで、ミスチルの桜井さんに耳元でこのフレーズを囁かれる妄想をしませんでしたか?」

     

    ぼく「しませんでしたね。」

     

    ミスターチル奴隷「そうですか。つまらない男ですね。」

     

    ぼく「……」

     

    ミスターチル奴隷「簡潔に言うと、どれだけ目の前の歌詞を自分なりに良い形で消化できるかだと思うんです。その点、fantasyの冒頭フレーズはまるで自分が物語の中にいるような錯覚を覚えさせてくれます。もしかすると、国家機密レベルの情報を保持した2人かもしれない。次のフレーズで"知られちゃマズいたいそうな話は特にないけれど"と続いているのでその節はなさそうですが、とにかく、たったワンフレーズで、あたかも自分が当事者であるかのような疑似体験ができるんですね。これはいいですよ。先程のタガタメよりも臨場感がありますしね。」

     

    ぼく「そうですか。次行きましょう。」

     

     

     

     

    ■右側のブロック

    最終のバスにはまだ間に合うかなぁ(Another Story) 

    VS

    ★何も語らない君の瞳の奥に愛を探しても(Over)

     

     

    おあぁーっと!筆者が個人的にも大好きな曲同士の対決を制したのは、"顔の割に小さな胸や"という歌詞で物議を醸した「Over」だーーー!!!!

     

    ぼく「解説」

     

    ミスターチル奴隷「これはOverの圧勝でしたね。」

     

    ぼく「ほう。理由は?」

     

    ミスターチル奴隷「これ、悲しすぎるじゃないですか。Overは失恋の歌ですが、冒頭のフレーズで既に2回フラれているんですよ。"何も語らない"=語ってもらえない状態まで行き着いてしまったことと、"君の瞳の奥に愛を探しても"=もはや目を見れば彼女の気持ちが自分にないことに気づいてしまっていることです。これは切ないですよ。」

     

    ぼく「で、決め手は?」

     

    ミスターチル奴隷「徹底して情けないところですね。失恋したことで、主人公がこれまでの自分と彼女のことを振り返り成長していく過程が描かれているところが素敵です。」

     

    ぼく「もはや冒頭やないやんけ。」

     

    ミスターチル奴隷「はい。」

     

     

     

    次!

     

     

     

    最初からこうなることが決まっていたみたいに(しるし)

    VS

    ★評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ(終末のコンフィデンスソング) 

     

     

    おあぁーっと!ミスチルの中ではカラオケで高得点が出やすい分歌うものの7分以上の楽曲であり2番に入ったあたりから誰もが自分のことを桜井和寿だと思い始めてしまうからこそ本当に親しい友達や理解のある知人の前でないと歌うことが難しいしるしがベスト16でまさかの敗退だーーーーー!!!!

     

     ぼく「解説」

     

    ミスターチル奴隷「ワンフレーズでどれだけ勇気付けられたかでしょうね。これ、シンプルに良い歌詞じゃないですか?終末のコンフィデンスソングは全体的にかなり痺れる歌詞なのですが、はじめて聴いた時は、あの桜井さんも一人の人間だったんだ、という匂いをすごく感じた記憶がありますね。ちなみに最後に"批判家の指摘も間違っちゃいないけど今僕らの目の前で起こってることを楽観も悲観もなくちゃんと捕まえたら足元に落とした視線を上にあげ胸を晴れ!"という歌詞で終わるんです。最高ですよね。」

     

    ぼく「は~い」

     

     

     

    次!

     

     

     

    ★優しさの死に化粧で笑ってるように見せてる(himawari)

    VS

    僕はつい見えもしないものに頼って逃げる(NOT FOUND)

     

    おあぁーっと!そろそろブログを書くのがしんどくなってきたああああ!!!! 

     

     

    ぼく「はい」

     

    ミスターチル奴隷「これはいわゆるタイアップソングですね。映画"君の膵臓をたべたい"の主題歌にもなった一曲です。これは正直、原作の良さを最大限に引き出したところが勝敗を分けたのではないでしょうか。だって、"優しさの死に化粧で笑ってるように見せてる"ですよ。大迫よりも半端ないって。」

     

    ぼく「はい」

     

     

     

    最後!

     

     

     

    ★62円の値打ちしか無いの?僕のラブレター(my life)

    VS

    昨日君が自分から下ろしたスカートのファスナー(ファスナー)

     

    おあぁーっと!彼女がいる人は絶対に彼女の前で歌ってはいけない一曲でありウルトラマン仮面ライダーが曲中に登場する「ファスナー」がここで敗退! 

     

     ぼく「いかがでしょうか。」

     

    ミスターチル奴隷「おめでとうございます。

     

    ぼく「いや、おめでとうとかじゃなくてなぜmy lifeが勝利したのでしょうか?」

     

    ミスターチル奴隷「おめでとうございます!!

     

    ぼく「いや、絶対にもう面倒くさくなっているだろ!何太文字にして重要なフレーズ感出しているんだよ!もうすぐワールドカップの決勝が始まるからって早々に店じまいしようとしているだろ!!いい加減にしろよ!」

     

    ミスターチル奴隷「返信来なかったんだね!残念!それでこそmy life!!」

     

    ぼく「ダメだこりゃ☆」

     

     

     

     

    ※ワールドカップの決勝が控えているので以上です。

     

    ★ベスト8進出フレーズ

     

    ★新しい靴を履いた日はそれだけで世界が違って見えた(足音~Be Strong)

    ★届いてくれるといいな(Sign)

     

    ★例えば誰か一人の命と引き換えに世界を救えるとして(HERO)

    ★隣の人に気づかれぬように僕らだけの言葉で話そう(fantasy)

     

    ★何も語らない君の瞳の奥に愛を探しても(Over)

    ★評論家の指摘なんか気になんないくらいインパクトこそないけど良い映画だったなぁ(終末のコンフィデンスソング) 

     

    ★優しさの死に化粧で笑ってるように見せてる(himawari)

    ★62円の値打ちしか無いの?僕のラブレター(my life)

     

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